ロードバイクライフを快適に送る身体の3つのメンテナンス

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1.ロードバイクを快適に乗るために必要な身体のメンテナンス

皆さん、こんにちは!チャリダーMです。

今回は、ロードバイクに快適に乗り続けるために必要な身体の3つのメンテナンスを整理してみました。これまでお話ししている3話のまとめになります。

(1)身体のメンテナンスの必要性

ロードバイクに乗り始めて10年。歳をとるにつれて、ライド後の疲労感が軽減され、特に最近は楽になってきた感覚があります。あれ、逆じゃない?辛くなってくるのが普通では。

もちろん、昨年にバイクをエモンダSL6に乗り換えたことの効果もかなりあるでしょう。カスタマイズによって快適性を上げているので、微振動や突き上げ感からくる身体全体の疲労はだいぶん少なくなりました。

気持ち的にも楽しく乗れているので、精神的なストレスもほとんどない状態です。ただ歳からくる身体の衰えばかりは、どうしても避けることはできません。

ロードバイクのメンテナンスだけではなく、自分の身体のメンテナンスも合わせてやっていかないと、快適なロードバイクライフは長くは送れません。

55歳になると、それはいろいろなところで、いやがうえにも感じるようになってきます。それでも、まだ元気で乗れることは、とても幸せなことだと思っています。

(2)整形外科での治療

実は、パソコンや書類作成を行う仕事がらもあり、もともと背中の張りや腰の重さに悩まされることもありました。

以前はロードバイクに乗ったあとの数日間は疲労が残っているのか、背中から腰の張りがひどくなり、体調がすぐれないことも。

そんなとき、今年始めに整形外科で初めて診察を受けたんですね。正面から見て腰から首までが軽くS字状に湾曲、何か所か椎間板が圧迫されていること、原因ではとのこと。

整形外科では、以下3つの治療を受けました。

①プロテック

腰から下肢部を宙に浮かすことのストレッチ効果と、腰部に負担をかけている上半身の重さを取り除いた負荷をかけることにより椎間板の内圧を減圧させるもの。

NASAが宇宙飛行士の腰痛対策に使用しているようです。腰を直接引っ張る昔ながらの牽引とは違います。

②電気治療器

微流の電気を流すことで、硬くなって凝り固まった筋肉を柔らかくすること、細胞に刺激を与え修復を早める、早期疲労回復につなげるマッサージ効果があるようです。

③マッサージローラーベッド

首から足までベッド内のローラーが移動することで、血流や循環を促進し硬くなった筋肉をゆるめることによって、脊椎の矯正と全身のマッサージを行ってくれます。これが一番気持ちいいですね。

毎週土曜日、2種目ずつ実施することで、かなり改善。ただし、平日は仕事もありなかなか通院できないので、自分なりに毎日できることを取り入れてみることにしました。

(3)ロードバイクに乗り続けるためのメンテナンス

ロードバイクに乗るときははどうしてもかなりの前傾姿勢になります。腰から首までがエビ状態です。普通に考えたら身体にいいわけはありません。

整形外科の先生からも、ライド後はしっかりストレッチを行うことで、身体を十分ほぐすようとの指導がありました。そりゃそうですね。もともと腰が弱い人はなおさらです。

ということで、ロードバイクに永く快適に乗り続けるために、以下3点を身体のメンテナンスをするうえでの基本項目においてみることにしました。

①腰周りの筋肉強化

②血流・血行改善による疲労回復

③身体の歪みを正して体幹も強化

2.3つのメンテナンス~三種の神器~

ロードバイクライフを快適に送るために、上記①~③の3つのメンテナンスを項目別に整形外科での治療を参考に三種の神器を取り入れてみた次第です。

一つひとつは過去ブログでご紹介していますので、参考にしてください。

(1)腰周りの筋肉強化~ブルブル振動マシン~

腰周りの筋肉強化は、ロードバイクを快適に乗るためには絶対必要なことです。

ライドの途中やライド後の腰痛や疲労につながります。安定したペダリングのためにも、不必要に腰が動かない支点を作ることが重要です。

このブルブル振動マシンは、3年前にダイエット目的、お腹周りのお肉さまを削るために購入したものですが、最近はやってませんでした。ではなぜ。

整形外科のリハビリで使用されていたのを発見したのです。調べてみると、腰周りの筋肉を強化する効果もありとの研究論文も発表されています。

なにより、テレビの前に置いているので、テレビを観ながら10分。これなら続けることができそうです。汗をかくこともできます。

(2)血流・血行改善による疲労回復~低周波治療器~

ロングライド後の疲労をどのように軽減し回復を早くするのかも、歳をとってくると大事な問題です。若さでカバーというわけにはいきません。

ライド後は長時間の前傾姿勢で筋肉が凝り固まっている状態です。筋肉をほぐすには血流・血行の改善が効果的です。そのために、整形外科でも採用されている低周波治療器を取り入れてみました。

上のブルブル振動マシンに乗りながら、背中や腰に張り付けてこれもテレビを観ながら15分。続けられそうです。別にストレッチと合わせてやると、より効果的です。

(3)身体の歪みを正して体幹も強化~ストレッチポール~

ロングライドは長時間の前傾姿勢をとることで、背中や腰にどうしても負担がかかり姿勢も悪くなります。この身体の歪みを早めに是正しておくことが大切です。放置すると痛みや疲労にちながります。

また、ロードバイクの取り回しが上手になるためには、身体のバランス感や体幹が必要です。ロードバイクに乗ることで体幹も鍛えられる効用もありますが、より鍛えるにはこのストレッチポールがピッタリです。

これも整形外科で発見しましたが、調べてみるとアスリートも使用しており、結構有名なツールのようです。

腰から背中、首が真っすぐ矯正されることを実感できます。左右のバランスをとりながら、さまざまなエクササイズができるようになっています。

ブルブル振動マシンと低周波治療をやったあとにスレッチポールの上に寝転がっています。これもテレビを観ながら5分。続けられそうです。

3.まとめ~楽に継続、快適さの追求~

以上の3つのメンテナンスをライド後に継続することで、疲労感の軽減、早期回復につながっていることを実感できるようになりました。弱点だった身体の後ろ半分は、だいぶんほぐれていい感じです。

人それぞれ、いろいろなメンテナンスの方法があると思います。ただし、毎日継続することが大切です。三日坊主の自分がどうやったら継続できるのか。これは結構難問でした。

そして、いよいよ追い込まれてやり出したのが、この3つのメンテナンスです。続かないと意味がないので、自分が続けられるモノをみつけることが重要です。

テレビがないと続かんのかい、との突っ込みには、「はい、そうです!」。でも、なにかフックするものが大事で、自分はそれがテレビなのです。

なんといっても、あまりガチに取り組むものは、永続きした試しがありません。きつくなってくると、今日は「まあ、いっか」という日があって、それから今日も、今日もとなり、結局やらなくなってしまうのです。

そういう意味では、この三種の神器は、続けられない自分にとっては、ゆるっとできるのが、合っている気がしています。

体幹も以前よりアップして、腰が不必要に動かず支点が安定してきています。その結果、ペダリングも安定して出力もアップしますからね。

そうすれば、もっと快適に乗れるのではないか、なんてことを妄想しながら、毎日メンテナンスを行っております。

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