ロードバイクをカーボンホイールにカスタマイズして感じた3つのこと

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1.カーボンホイールに交換後、初めてのロングライド

皆さん、こんにちは!チャリダーMです。

今回は、カーボンホイールにカスタマイズしたあとの初めてのロングライドで感じたことについて、まとめてみました。

先日、アルミからカーボンにホイールをカスタマイズしたわけですが、ファーストインプレッションは前回ブログのとおりです。相応に良さそうな感触を持っているところです。

これまで新型コロナウイルス対応で近場に限定した自粛ライドを継続してきたのですが、カーボンホイールのお試しライドということで、久しぶりにロングライドを敢行してきました。

一般道やサイクリングロードの平坦道、勾配5%~10%程度の坂のアップダウンを織り交ぜた101kmのコースとなります。彩たまの越生にあるあじさい街道まで、満開の紫陽花鑑賞です。

正月以来のグループライドになりますが、マスク着用、車間距離を十分に開けることなど自分のお約束ルールを守って、走ってきました。

結果的には、大満足のライドとなりました。カーボンホイールを買ってよかったと、しみじみいい気分に浸りながら、漕いでましたよ。ファーストインプレッションよりもかなり評価が高くなりました。

2.感じた3つのこと

(1)エアロ化の重要性

これまで、どちらかというと、いやほとんど、エアロ化や空気抵抗については頭にありませんでした。ヘルメットにエアロのバリスタを被っているくらいでしょうか。そんなにスピードを出しているわけでもありませんので。

しかしながら、今回のロングライドで、たとえ35mmのリムハイトであっても、その巡航性が高くなる恩恵をあらためて実感することができました。

よく時速35km以上を出さないとエアロ化の効果はないとの記事も読んだことがありますが、いやいやどうして…。30km前後での巡航でも、十分にその効果は実感できると断言します。

30km~35km程度でのスピード維持がかなり楽になり、とにかくよく回るし進むことで、脚の疲労を軽減できました。脚が勝手に回っている感じですね。

そして、今回の5%~10%程度の緩やかな坂が続くところでは、以前よりもかなりスムーズに登ることができました。これもエアロ効果があるのか?あまり頑張らずに、脚を使わずに回せていました。

下りは、リムが馴染むまでは強いブレーキを控えているので、ペダルは漕いでいませんが、正直よく回ります。ホイールの重量は以前のアルミとほぼ変わらないので、これはエアロ効果なんでしょうね。

むしろ自分の身体が最大の空気抵抗になっていることをあらためて感じた次第です。178cm、72kgの身体をいかに空気抵抗の少ないフォームで乗ることも、かなり重要ですね。

背中を丸めて、なるべくちっちゃくなって空気抵抗を受けないフォームにすることも考えないと。それは楽な体勢ではないので、身体をかなり鍛える必要がありそうですが。

いつも楽なポジションで乗っているので、もっと下ハンを持つ時間を増やしたりすることで、スピードを上げることが楽になるのかもしれません。

(2)ディスクブレーキの利便性と今後

これまで使用してきたアルミのパラダイムエリートも優等生なホイールです。これを今後も使っていきたいと考えていたのですが、エモンダに履かせるには、リムブレーキの場合、ブレーキシューをいちいち交換しなくてはいけません。

これが、私にとってはかなり面倒なことになりそうです。アルミとカーボンによるシューの違いはともかく、ホイールの外幅が違うので、それなりの調整が必要で、お店で交換したときも店長が慎重に作業をしていました。

慣れた人であれば、なんでもないようなことかもしれませんが、不器用な自分にとっては結構な難関ですし、いちいち交換するのも面倒くさいし。

こういうとき、タイヤの太さやブレーキシューを考えなくてもよいディスクブレーキは利便性が高いのではないかと。そのときに応じて、好きなホイールに交換できるわけですから。

ただし、エンド規格がブランドによって違うようなので、汎用性がどれくらい進んでいくのかは、これから注意すべき点かもしれません。一方同じブランドなら規格は一緒なので簡単に交換ができるということになるのでしょうね。

ディスクブレーキもかなり熟成が進んできており、大手メーカー、トレックもスペシャライズドも、リム仕様のカーボンフレームでの新製品は今回発表がありませんでした。ディスク専用に開発されたフレーム、ホイールオンリーです。

今後は、ディスクがロードバイクでも主流になっていくことは、間違いありません。これからロードバイクを検討されている方は、ディスクのほうがいろいろな意味で使い勝手がよくなる可能性が高いのではないでしょうか。

もちろん、リムがなくなるわけではないので、私は当面、リムでの運用を続けていきます。が、ゆくゆくは…ディスクも視野に入ってくるのか、メリット・デメリットの見極めが必要かもしれませんね。

(3)ホイールを複数所有することの楽しみ

今回、初めてタイプの違うホイールをカスタマイズしたのですが、ホイールを交換することで、コース環境に適したライドをできることがよくわかりました。

平坦が多いコースであれば、リムハイトの高いホイールに変えることで、高速巡航が可能になります。リムハイト35mmでもそれを体感できました。ただ35mmはオールラウンドで使えそうです。

もっとハイトの高い50mmのカーボンホイールは、もっと平地での巡航性が上がるということも、よく理解できました。ホイールを使い分けることで、より楽しみが増えますね。

そして、あらためてこれまでのアルミのパラダイムエリートの優等生ぶりを理解することもできました。リムハイトの低いアルミも、カーボンにはない良さが十分あるということです。

輪行やチャリ旅行などには、メンテナンスなどにあまり気をつかわなくてよい軽量アルミホイールのほうが適していますし、気持ち的にも楽ですよね。

3.まとめ

もちろん、カーボンホイールにカスタマイズして何の後悔もありません。ロングライドはとても快適になりました。激坂に耐えられるかはまだわかりませんが。これは自分の脚次第というところもありますので。

実は、今回のカーボンホイール購入をきかっけに、検討を始めたことがあります。それは、ローラー専門バイクにしていたマドン4.7を現役に復活させようかと。

アルミのパラダイムエリートをマドン4.7に移植して、輪行やチャリ旅行などに使えるようにすることです。なにぶん、アルミの使い勝手の良さはカーボンより一日の長があります。これを活かさない手はありません。

今のエモンダSL6の11速のアルテグラのスプロケットを10速のマドン4.7に移植、アルテグラのチェーンも移植します。そしてエモンダSL6には、デュラエースのスプロケットとチェーンを付けて、回転系のロスをなくしより滑らかにする作戦です。

おそらく、普段乗る分にはなにも感じないのかもしれませんが、理屈的にはロスが減少することで、ロングライドには脚の疲れを軽減できるようになるのでは、と勝手に考えています。

まだ妄想レベルですが、考えるだけで、また楽しくなってきました。また、お悩みタイムの始まりですね。しばらくは、アイオロスプロ3を楽しんでいきます。廉価版ですが、いいホイールです。

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