1.リムブレーキと自分の10年後
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
今回は久しぶりに「サイクルスポーツ」を購入しまして、その中で気になった記事がありましたので、その紹介です。この記事があったので購入したともいえます。
『リムブレーキロードバイクにあと10年乗る方法』。なんですが、あと10年乗ったら自分は66歳。うーん…。
リムブレーキのこと考えるより、『自分がロードバイクにあと10年以上乗る方法』を考えることが先なんじゃないかと。
さてさて、いよいよディスクブレーキが主流になってきましたが、「リムブレーキの消耗品や補修パーツはいつまで確保できるのか」が、テーマになっています。
そんなリムブレーキ愛好家のために、リムブレーキロードに乗り続けるための14ページにわたるノウハウ特集です。かなり読み応え感あり。
自分はなにがなんでもリムにこだわっている訳ではないのですが、しばらくはリムブレーキのエモンダSL6に乗り続けるつもりなので、ちょっと興味をもって読んでみました。
2.特集の内容
4つのパートに分かれた内容になっています
パート1.リムブレーキ保全術
10年後でも問題なく乗れることが書いてあります。ロード業界は完成度の高いリムを簡単には切ることはできないだろうと。
だからパーツ供給も問題ない。ただパーツによっては今後入手が困難な部品も出てくるから、メンテナンスをしっかりやろうね。そんな感じです。
これはディスクブレーキがどこまで成熟して完成度が高くなっていくかによるかもですね。現にプロレースではほとんどがディスクに切り替わっています。
トレックやスペシャライズドの大手は、もはやリムの生産を止めているモデルもありますので。
行きつけの店では、XXXのリムホイールが売り切れるかもしれないから、早く買っておいたほうがいいかもね、という方もいるようです。
ディスクの完成度次第で、リムの行く末が決まるような気がします。人気のあるパーツは早くなくなってしまいそう。
パート2.あえて最新を追いかけないという生き方
「最新は最善」かどうかは人によって変わる。年式やフレーム素材やブレーキシステムにとらわれずに、どうすれば自分にとって最高の一台を選ぶことができるのか。
なかなかいいことが書いてあります。要は、自分の感性に合ったロードバイクやパーツを選んで乗ることが大事なんだと。
古いとか新しいとか、リムかディスクとか、そんなことは関係ない。自分にとっていいモノに古いも新しいも関係ないということです。
確かに、ロードバイクは自分に適した乗り物に作り上げていくことができる貴重な自転車です。
ほかの乗り物で、こんなに気軽にお安くカスタマイズできるモノってないですよね。クルマやバイクはそう簡単にはいきません。違法改造になってしまう可能性もありますし。
そういう意味では、自分がいかに満足できるロードバイクに乗って、気持ちよくライドできるかが大事なんです。
もちろん、自分が満足できるモノが、他人に当てはまるとは限りません。他人とは感覚や価値観が違うから当然です。
今はリムですけれども、自分がディスクのほうが満足できると思ったら、ディスクに乗り替えればいいと思っています。
パート3.補修パーツはいつまで買えるのか
リムブレーキロードの運用に必要不可欠な消耗品や補修パーツについて、主要メーカーに「補修パーツの供給期間」を聞いた結果が掲載されています。
メーカーによって回答はさまざまです。数年間は供給の問題はなさそうとなっていますが、こればっかりはわからんですよね。
メーカーも利益を考えなければならないので、ディスク一辺倒になってしまえば、供給期間は短くなる可能性だってあります。
必要なパーツは、早めに入手していくほうが無難だろうと思います。どうしてもリムなんだという方は。
それにしても、トレック、ボントレガーのコメントが掲載されていないのは、どうしてなんでしょ?ノーコメントだったんでしょうか。もうリムはやる気ないのかな。
パート4.30年後、リムブレーキロードはどうなる?
「10年後は大丈夫なのかはわかったけど、じゃあ30年後は?」。リムブレーキがヴィンテージの領域になったときの運用方法や付き合い方が、あるショップの方への取材でまとめられています。
まあ、ここは読み物としてという感じですが、それよりも30年後は86歳かと、ちょっとしみじみとしてしまいました。平均寿命を超えちゃっていますし。
3.まとめ
自分としては、なにがなんでもリムに乗り続けたいという気持ちはありません。ディスクがいいと判断すれば、乗り替えるつもりでいます。
自分にとって満足できるロードバイクに乗ってみたいという永遠の欲求ですね。もちろん、今のエモンダを売ってとかもありえません。
でもリムロードも大事にしていきます。前のマドンも、今のエモンダも大切な財産です。手放すことは絶対にないでしょう。
懐古主義ではありませんが、当時満足していたロードバイクには、いつまでも乗り続けたいということ。でも、いいモノはどんどん取り入れたいという欲張りです。
リムの10年後、30年後より、まずは自分の近い将来、遠い将来がどうやねん。いつまで、ロードバイクに乗れるのでしょうか。そっちのほうが気がかりです。
自分がロードバイクに乗れるぐらい元気でいることが、一番大事だというのが、今日の結論。
とにかくロードバイクを趣味として楽しく過ごせるように、健康な身体でいたいものだと、しんみりと感傷的な物思いにふけながら、今日は終わりたいと思います。
今は、ただひたすらロードバイクを楽しむだけです。
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