1.自転車が止まることの重要性
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
今回もバイシクルクラブ10月号のなかから、ちょっと気になった記事を紹介します。付録だけではなく、いい内容の記事も多いですね。
『疋田智の燃えよ!自転車オヤジ』の「警視庁による「自転車も止まれ」キャンペーン」なんです。
東京都内の全交通事故のうち、自転車事故が占める割合は10年前の平成23年の37.7%から令和2年には40.6%にまで上がっているとのこと。
道路形状別に見ると、交差点および交差点付近で6割で出会い頭がほとんど。その要因は信号無視だとか。
交差点で一時停止をしっかり守り、赤信号でも必ず停止する、いわゆる「自転車も止まれ」を徹底するだけで、交通事故は減ると。
そのためのキャンペーンをなかなか面白いポスターで訴えかけているということが紹介されています。
確かに、的を得た指摘です。自分もちゃんと止まらないときがあるので…。なんか、ロードバイクに乗っていると、止まりたくない気持ちが先行してしまいますよね。
疋田さんも、記事のなかで、そのようなことを書かれていて、思わずうんうんと頷いてしまったのでした。
信号ギリギリだと、もう行っちゃえみたいな。ダメですよ、これは。必ず、ちゃんと止まらないと。
でも、ルールを守っていないのは、むしろママチャリですよね。こちらのほうがもっとひどいです。スマホ見ながらのながら運転なんて、もう当たり前のようになっています。
2.自転車は左側走行キャンペーンもやってほしい
それから、右側を走ってくる逆走ですね。自転車は左側なんだよと、何回キレたかわかりません。
自転車は左側走行ということを知らない方が多いのではないでしょうか。昔は、小学校のときに教わりませんでしたっけ。
直線道路であれば、まだ先が見えるので身構える余裕がありますが、ブラインドになっているコーナーは本当に恐怖です。スマホ見ながら右側を並走してくるのもいますし。
これについては、ジャフメイト2021の4月号に、Q&Aが記載されています。
Q.左側通行を守っていたら、正面から逆走自転車!衝突を回避するには?
A.左側通行の原則に従い、相手を右に見ながら左によけるのが基本です。とはいえ、そのセオリーが無視されることも多いので、危険を感じたなら自転車を左側に寄せ、一度停止して、逆走自転車をやり過ごしましょう
警視庁には、まずは、左側走行キャンペーンもやってもらいたいくらいです。
3.まとめ
まあ、グダグダ言っても仕方ないので、そんなときは、とにかく止まることが重要です。自分の身を守るために。
なんで、こっちが止まらないとダメなんだという情けない気持ちはグッと堪えましょう。涙を飲んで…。それが、大きな事故につながらなければ、それでいいんです。
交通ルールを遵守して止まるべきところは止まる、そして迷ったり危険を感じたら、まずは、自分が止まりましょう。
同じバイシクルクラブ10月号の別の記事になりますが、『ロードバイク研究所』では「命を守るための「落車の科学」が、背筋が冷んやりとなる内容になっています。
低速でも命の危険がある。時速17kmでヘルメットなしで頭を打つと100%命を落とす。骨折なら時速10kmで肋骨1本。立ちごけでも十分到達する速度で、落車は恐ろしいと。
それから、ヘルメットの重要性や転び方によってダメージはかなり軽減できるなど、なかなか興味深い内容です。
止まらないで、ちょろちょろしているスピードでも危険ということです。
ロードバイクはスピードが出るので、交通安全の意識を高めないといけません。今回の記事は自分にとっても、良い戒めとなりました。
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