1.鉄下駄のカスタマイズ
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
2021年マイブログのなかで、この1年で多く読まれた記事をベスト10形式で紹介しています。今回は第9位。
鉄下駄ホイールの次は軽量アルミとカーボンのどちらを選ぶべきか?
2020年12月に記載したブログです。これもわりとロングランになっております。どうしても最初にカスタマイズしたくなるのが、やっぱりホイールなんでしょうね。
まずは鉄下駄で鍛えてから、軽量ホイールに替えれば、より満足感も高くなりますよ。こんなにも楽になるのかと。
どっちを選ぶかは、結構悩ましい問題です。ディスク化の影響もありますので。前回のリムかディスクかのお話の続きにもなってきます。
2.時代はリムからディスクへ
前回、リムブレーキからディスクに加速して交代していることに触れましたが、ディスクになるとホイールも専用になります。
これまで使用していたリム用のホイールは当然使えません。そしてホイール自体の構造も大きく変わります。
ブレーキの制動箇所がリムではなくなるメリットは、かなりありますよね。
- ブレーキの制動力がとにかく高くなる(カーボンリムの弱点だった雨の日も問題なし)
- ブレーキによるリムのへたりがなくなるので、ホイールが長持ちする
- リムのブレーキ面がなくなるので、耐熱などの制約がなくなり、軽量化やエアロ化が可能
- リムハイトが稼げるので、見た目もカッコいい
代わりに制動箇所がハブ周りに変わるデメリットもあります。構造上の変化も必要になってくるようですね。私は乗ったことがないので、一般的に言われているものです。
- ローターのブレーキ力をスポークを通してタイヤに伝える仕組みなので、スポークの強化=本数の増加が必要。そもそも組み方も変わってくる
- ローターの交換が必要
- スポークやローターによる重量の増加(最近はかなり軽量化が進んでいるようです)
- ローターの音鳴り(どういう音なんでしょうか)
- 自分的にはカーボンリムのシュルシュル音が聞こえなくなる寂しさ
ディスクに変わることで、熱に強いアルミリムは絶対的に必要ではなくなり、カーボンホイールの有利性が活かせるイメージがありますが、いろいろ問題もありそうで…。
私が2019年にディスクに変更しなかったのは、まだトレックにディスク専用として作られたホイールがなかったこともあります。
最近はディスク専用として作られたホイールが出てきたので、安心感は増えたかもですね。リム幅やタイヤ幅のワイド化もディスクを生かすことにつながってますし。
3.ディスク化の利便性は?
私はまず、ボントレガーの鉄下駄からアルミ軽量モデルのRXライト、パラダイムエリートにカスタマイズ。
お次にカーボンのアイオロスプロ3、そしてトップグレードのアイオロスXXX4と、かなり贅沢に味わってきました。
アルミはマドン4.7、カーボンはエモンダSL6に付けてます。カーボンには専用のブレーキシューがあるので、マドンにカーボン、エモンダにアルミを履かせることはありません。
私は面倒くさがり屋なので、ブレーキシューの交換と調整が面倒なのです。慣れの問題かもしれません。
もし1台で複数のホイール、特にアルミとカーボンが簡単に運用できるのなら言うことないのですが。
ディスクはブレーキシューの問題もなくなるので、ホイール選択の自由度はかなり良くなったのではないかと期待してしまうのですが、どうなんでしょうか?
センターロック、軸の規格とか、いろいろ問題があるのでしょうか?ここは、正直ディスクを使っていないので把握していません。
ホイールの脱着にはかなり気を遣うという話も聞きますし。パッドやローターの接触とか繊細な部分もあるのかな。だから輪行には向かないとも。
その点、リムブレーキはクイックリリースという偉大な発明がありますので、ホイールの脱着はこれほど簡単なことはありません。うーん、なかなか難しいですね。
ホイールの脱着問題が解決できるなら、最初は軽量アルミを入れる選択肢もありですよね。カーボンより安くてトップグレードのアルミを入れても後悔はないかと。
その次にカーボンを入れて、使い分けができれば最高なんですけど。そううまくはいかないのかな。
4.まとめ
まだアルミがなくなっているわけでもありません。アルミのほうが価格は安いし、アルミはたわむので乗り味もカーボンとは違ってしなやかさやしっとり感がある気がします。
それぞれの良さがありますので、正直両方持っていて損はありません。自分が気に入ったモノを選択すればよいのです。
時代の流れに乗りたいのであれば、カーボンを選んだほうが幸せになれるかもしれません。私はカーボンで満足しています。
リムハイトが高いホイールを履きたいなら、カーボンを選んだほうがよいです。やっぱり見た目のカッコよさはありますよね。
最後の1本という条件ならカーボン。もう少し様子を見るなら軽量アルミ。ずるい回答ですね。少しずつステップアップして楽しむのもいいんじゃないでしょうか。
カーボンは取り扱いが大変とか耐久性がないと言われるのですが、普通に乗っているなら、それほど気にすることはないと思います。保証付きのホイールにしておくことです。
私はRXライトを道路の割れ目に入れてしまい、1本ダメにしたことがあります。アルミでもダメになるときはありますよ。
最後に、間違っても怪しげなメーカーのホイール、特にカーボンは止めたほうがいいです。ケチって、危ないリスクを抱えるメリットはありません。
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