1.ロードバイクを支えるホイールの役割
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
今回は、ホイールはロードバイクを支える命であり、顔であること、ボントレガーのパラダイムエリートについてご紹介します。
ロードバイクのカスタマイズで一番お手頃にインパクトを感じられるのは、前回のブログでタイヤというお話をしましたが、タイヤと表裏一体の関係にあるのが、ホイールです。
当たり前ですが、タイヤが付いているホイールがないと自転車は走れません。ホイールがちゃんとしたものでないと危険です。
完成車には通常重いホイールがついていますので、これを軽量化するだけで、走り味は大きく変わってきます。
それとホイールのデザインによってロードバイクのイメージも大きく変わります。見た目も大事ですよね。リムハイトの高いカーボンホイールは滅茶苦茶カッコいいものになります。
今回は現状カスタマイズしたパラダイムエリートの特長を整理し、次のカスタマイズに向けたポイントをまとめてみました。
2.ボントレガーのパラダイムエリート
エモンダSL6の完成車にはボントレガーのパラダイムが付いています。前後で1,750g。マドン4.7時代には約2kgのいわゆる鉄下駄と言われるホイールが付いていたことを考えれば、大分軽くはなっています。
マドン4.7に乗っているときは、そんな鉄下駄を軽くするためにボントレガーのRXL(アールエックスライト)に替えて500g軽量化させていたのですが、トラブルで前輪が破損していたこともあり、今回パラダイムエリートを履かせることにしました。
(1)インプレッション
ボントレガーのパラダイムエリートは、トレック乗り以外のローディーにはあまり知られていないアルミホイールですが、アルミのトップグレードになります。
このクラスだと、シマノのC24、フルクラムのレーシングゼロ、カンパニョーロのシャマルウルトラなど、有名メーカーの評価の高いものが目白押しです。
正直、ボントレガー以外のホイールを使ったことがないので比較はできませんが、特長は①まずまず軽量であること、②ハブがDT Swissハブであること、③程よい剛性感と安定感があることの3点が特長です。
①まずまず軽量
重量は前後で1,490g。1,500gを切るレベルですが、本当はもう少し頑張ってもらいたいところではあるのですが。実は前のRXLより少し重くなっています。
最近のトレックは軽量化一辺倒ではなく、ある程度重量がアップしても安定性や乗り心地を重視することで、速く走れることを目指しているようです。
②DT Swissのハブ
ハブにはDT Swiss ハブが使われていてよく回ります。DT Swissはスイスのホイールパーツメーカーで技術力の高い信頼できるハブを作っています。
パラダイムとの最大の違いは、ちょっと大袈裟かもしれませんが、まるで勝手に足が回り乗せられているような感覚があることです。RXLよりもよく回ります、と思って走っています。
③程よい剛性感と安定感
剛性は高いと思いますが、ガチガチ感はありません。貧脚にも優しいホイールです。リム幅が広くなったこともあり、以前よりかなり安定し安心感が増したような気がします。
立ち漕ぎでよれることもありません。尖ったところのない、すべてにバランス感のとれたホイールです。誰もが、満足感を得られるレベルになっています。とにかく使いやすいのです。
④シンプルなデザイン
デザイン的にも空力を意識した絞り込んだ形状になっており、シンプルでカッコいい、ホイールの顔としてもなかなかの美形です。
好みの問題ではありますが、ロゴの色が薄目で小さいため、地味な印象を持っていたのですが、最近は控えめな点が気に入っています。飽きがこないデザインですね。
(2)まとめ
総合的には大変扱いやすい万能ホイールです。ボントレガーR4のタイヤとこのホイールは、相性も抜群ではないかと。滑るように転がってくれること、加速感の良さを実感できます。
ちなみに前後輪で10万円を超えるお買い物にはなりますが、コストパフォーマンス的にはかなり高いホイールではないでしょうか。トレック乗り以外の方でも、気に入ってもらえる性能はありますよ。
ただ、人間とは欲深き生き物でして、特にこのロードバイクの世界は、その傾向が強いのです。さらに上のレベルを求めている自分がいます。常に頭がモヤモヤしているのです。
残念ながら自分はカーボンホイールをまだ購入できていません。お値段も高くてなかなか決断できずです…。早く乗ってみたい欲望にかられながらも、リムハイトの低いアルミホイールで頑張っています。
ということで、1年後を目途にいよいよカーボンホイールに挑戦してみようと検討中です。
(カーボンホイールの検討ポイント)
- 平地でのスピードアップ、巡航速度の維持を楽にするため、リムハイトは高め、ハブの回転性が高い
- 脚の疲労感が少ない硬さ。フレームとの相性
- ヒルクライムにも適合した軽量モデル
- シンプルなデザイン
またボントレガーを選択してしまうのか、評価の高いボーラワン35あたりか…。どうなっているのか楽しみです。その際はまたご報告します。
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