1.グロータックとは
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
今回は、家のどこでもトレーニングができるロードバイクのローラー台について、ご紹介します。
以前、大東坂という彩たまローディーには有名なトレーニング向けの坂に行ったときに、あまりにもヘロヘロになってしまいました。これはいかん。この程度の坂ごときに…。
もっと脚力を付けて、お山にも上れるように鍛えよう。平日は仕事もあり外では走れないので、家の中でも走れる環境にしようと考えたのが、ローラー台を取り入れた理由です。
さてさて何がいいのやら。ミノウラやらエリートやらいろいろ有名なローラー台を調べてみましたが、どれも自分にはピンときません。
とにかくネット検索をやり続けて、今使っているローラー台にたどり着きました。グロータックGTローラーM1.1というローラー台です。
正直、グロータックという会社は知りませんでした。行きつけの店長でさえ知りませんでした…、自転車屋さんがそれでいいのという感じですが。グロータックの方、申し訳ありません。
でもネットで初めて見たとき、ピーンときました。トキメキを。モノとしてカッコいい。そして、使ってみてその実力に感動しました。
2.GTローラーM1.1
そして今、ローラー台に鎮座するのが、以前乗っていたマドン4.7です。 まだまだ綺麗でもったいないと思っていたので、 活躍の場があってよかったよかった。今回は和室でチャレンジです。
(1)使用方法
構造は写真のとおり。後輪をローラーにのせて、前輪は外してフォークを機材と固定します。実はここがポイントです。
「Carbon Motion Controller」なるカーボンの棒と固定するので、それなりに揺れます。このカーボンがパーツとしてカッコいいです。なかなか面白いです。
そしてこのカーボンの棒は乗る人の体重に合わせて3種類が用意されています。購入するときにソフト(60kg以下)・ミディアム(80kg以下)・ハード(100kg以下)を選ぶことができます。自分は70kg台なのでミディアムを選択。
この棒が前後左右に動く設計になっているので、実走に近い感覚を味わうことができます。これがこのローラー台の一押しの売りです。
もちろん、実走とまったく同じとはいきませんが、実走にかなり近い、自然なペダリングでトレーニングができます。大変気に入りました。
(2)トレーニングの負荷
このローラー台は4段階の負荷を手動でかけることができます。レベルの高い方にはもっときめ細かい設定があるほうがよいのかもしれませんが、素人の自分には十分です。
ただし、負荷を調整するレバーがローラー台に付いているので、負荷を変えたいときはいったん降りて調整するか、足で起用にレバーを変える(これはなかなか難しい)必要があります。
もちろんチャリ自体のギアで負荷を変えることもできますが、ここは手元で調整できるようにして欲しいところです。
と、思っていたら、手元で負荷を調整できるレバーが追加発売されて、さらにもっと細かく、9段階に負荷を調整することができるようになりました。これはまた後日書きます。
(3)インプレッション
①音が静か
このローラー自体がとても綺麗です。メーカーによると回転ブレも超高精度、回転性能もすこぶる高いようで、とにかく、低振動・低騒音で静かです。
いつもテレビを見ながら回していますが、テレビの音も十分聴き取ることができるレベルです。近所にご迷惑をかけることはないので、安心して使えます。
②コンパクト
この商品の隠れたメリットは、ものすごくコンパクトに設計されているところだと思います。室内でも場所をとらず、持ち運びにも便利です。
そんなに広い家ではありませんが、 自分は家のなかでいろいろ場所を変えながら使っています。リビング、和室、ベランダでもやってみました。ホームトレーナーとして、どこでも使用できます。
ベランダはやっぱり外気にふれるので気持ちよかったです。それなら、外で走ったらいいのではという気もしていますが…。
専用のバッグがついていて、その中にすべてが収納できるようになっています。レース前にアップするときなども重宝しそうです。
③実走に近い走行感
休日でも雨で走れない、風が強すぎて外に出る気にならない、どうしても家にいる必要があるときなど、いつでもロードバイクに実走に近い感覚で乗れる環境になったのは、大きいですね。
だいたい30分から1時間をかけて回しています。1時間の場合は、ウォーミングアップ15分、負荷の強弱35分、休憩走10分のイメージです。トレーニング事例はこちらをご参照に。
トレーニングを毎週3回、1か月程度行った結果、その後、同じ大東坂に行ったときは、まずまずのペースで上がれましたので、効果はあったのだと思います。
値段は6万円を超えますので、これをどう見るかは使い手の利用頻度とそれによって得られる効果をどう判断するかで分かれる気がします。決して安くはありませんので。
また続報を紹介していきます。
にほんブログ村
ロードバイクランキング