1.背中の張りが悪化
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
最近、背中の調子が悪くて困っています。前からの持病なんですが。整形外科では首・背中・腰の椎間板の変形や圧迫が原因と診断されています。後ろ半身が弱点です。
在宅勤務が増え通勤が減り、運動量が落ちているなかで、PCワークで背中が固まってしまいます。整形外科のリハビリもコロナ下で遠ざかったいた影響があるかもしれません。
ロードバイクで長時間同じ姿勢で背中が固まってしまうのも、原因の一つではないかとも言われています。ぴえーんです。
激痛というわけではないのですが、張りがひどく、じっと座ることや横になることがしんどくなります。
特に朝方から背中がだるく、仕事にも支障が出ており、日常生活も含めて気力・体力が落ちている感じです。なかなか説明するのが難しいのですが…。
ストレッチポール、低周波治療器、ブルブル振動マシンやら、自宅でできることは継続しているのですが、加齢もあり、トホホという感じです。
これではいかん。ロードバイクに乗れなくなったら困るじゃあーりませんか、ということで、新兵器を投入することにしました。
最近流行りの筋膜リリースに効果のあるトリガーポイントです。
気持ちが明るくなるようにオレンジを購入。直径14cm、長さ33cm、重さ604g。ストレッチポールと並べてソファーの縁の上に置いてます。
2.トリガーポイントとは
トリガーポイントって一体なんなんだ?
筋肉を覆う筋膜は、長時間同じ姿勢でいると癒着し凝りが生じる。トリガーポイントで癒着した筋膜をほぐすことで、凝りが解消される。こんな感じでしょうか。
素人ゆえ、正確にお伝えするために、以下、トリガーポイントのウェブサイトから引用させていただきました。
筋膜と筋膜リリースの基礎知識
筋肉は、筋膜という薄い組織膜に包み込まれています。筋膜に包まれた筋肉は、さらにグループごとに筋膜に包まれています。
この筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着(ゆちゃく:からまる、くっついてしまうこと)しやすい特徴があります。この筋膜の委縮や癒着が時にコリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なう原因になります。
筋膜の役割とは?
筋膜には様々な重要な役割があります。
・各組織を包み込み、組織と組織の間に仕切りをつくり分けると同時に結びつけ、体の姿勢を保つ役割を持つ
・組織同士がこすれあうことで生じる摩擦から保護する
・筋膜は、筋線維を包んでいる3つ(筋外膜、筋周膜、筋内膜)に構成された構造から、筋線維の動きを支え、力の伝達を行う
筋膜自身はコラーゲンでできており、85%が水分です。
水分の枯渇やストレス、同じ姿勢での長時間作業(パソコンやデスクワークなど)、筋肉の柔軟性の低下などにより、筋膜同士が癒着してしまい、筋肉自体の動きを阻害してしまいます。筋膜は全身を覆っている組織です。
例えば、腰や背中に痛みやコリのある方は、おしりやふともも、股関節部位などの「痛みのある部分の周り」の筋膜をリリースすることによって、症状を改善することができます。肩などの痛みなども同様で、肩や首、腕やわきの下などの筋膜をリリースすることによって、改善することができます。
筋膜リリースとは?
筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐすことを「筋膜リリース」と言います。筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。
筋膜リリースとは、筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことを言います。筋膜リリースがときに「筋膜はがし」と翻訳されて呼ばれる理由もここにあります。
従来は、アイロンを使用するように、両手を使って皮膚表面を引き剥がしたり、指で筋膜同士を引き離したり、手のひらでこするようにマッサージし、筋膜リリースを行なっていました。
この方法は高度な技術が必要で、時間もかかるものでした。しかも、筋肉本体は一時的に柔軟性を取り戻しても、筋膜の柔軟性がなければ、時間の経過とともに再び筋膜、筋肉は、萎縮してしまうのです。
筋膜組織の機能回復を図るためには、物理的に圧迫・刺激を加え、筋膜の乱れを取り除くことが必要であり、トリガーポイント™の使用がとても有効です。
トリガーポイントとは?
トリガーポイントは前述のように筋膜の短縮に伴う筋膜の機能障害を誘発するポイントです。それ自体が痛みを誘発する痛みの原因にもなりますが、機械的に連結する部位への過負荷により新たなトリガーポイントを生む原因にもなります。
トリガーポイントの発生部位はそれぞれ繊維方向の違う筋膜の癒合点であることが多く、それらの点は東洋の経穴(けいけつ・一般的には、ツボと呼ばれている)とも類似しているとされています。
3.自転車用のストレッチ
スポーツ別、部位別の使用方法がウェブサイトで紹介されており、自転車用の使用方法もちゃんと紹介されています。
こちらです⇒自転車 | HOW TO | トリガーポイント™ 公式サイト (muellerjapan.com)
冒頭に、腰痛を予防して快適なサイクリングを‼
自転車は、ペダルを押し込み、引き上げる動作の連続です。お尻の筋群を中心に下半身の筋群を使います。また、ハンドル操作での前腕内側への負担も多くあります。下半身だけではなく、走行姿勢に影響する胸の大胸筋、背中の胸椎周辺の柔軟性も重要です。腰痛の要因となる腸腰筋の硬化のリリースもしっかり行いましょう。
素晴らしいです!
どうやら、運動の前後に使用するとそれぞれ効果があるようです⇒HOW TO | トリガーポイント™ 公式サイト (muellerjapan.com)
4.インプレ・まとめ
すべての部位をやっていると、それだけで面倒になって続きそうにありません。とりあえず胸椎(背骨中部から上部)のストレッチから開始しています。
始めてまだ1週間の使用感です。最初のうちは、あまり無理はしないでスロースタート。背中を乗っけて数分間グリグリしている程度です。
- 硬くもなく柔らかくもなく、ほどよい感じ。
- 表面上の凹凸はツボを突かれる感じもありますが、特に痛みは感じず。
- 中は空洞になっているが、潰れる感じは全くなく頑丈。
- 背筋が伸びる感じで、なかなか気持ちいい。
- 乗ったあとは、スッキリ感あり。鉛を背負ったような背中が軽くなった感じ。
痛みが出るような問題はなさそうなので、しばらくはストレッチポールと並行してトリガーポイントを使用していきます。
背中の筋肉が落ちてきているので、筋力強化にもつながるとよいのですが。歳とってくると、いろいろケアが大変でございます。
始めて1週間、背中の張りは確実に減りましたよ。いいんじゃないでしょうか。これもロードバイクに乗り続けるための修行ですね。
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