1.サドルが合わないとロードバイクライフは苦痛
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
今回は、ロードバイクで一番痛みが出やすいお尻の接点となるサドルの選び方、ボントレガーのモントローズエリートをご紹介します。
(1)サドルの機能
ライダーの身体がロードバイクと直接つながるパーツは、3つの○○ルになります。サドル、ハンドル、ペダルです。今日はそのなかでサドルについて書いてみます。
サドルで悩んでいる方は結構多いのではないでしょうか。サドルが自分のお尻ちゃんに合わないと、気持ちよくロードバイクには乗れません。痛みも伴いますよね。
そういう意味ではサドル選びは極めて重要です。今後のロードバイクライフが楽しくなるか、苦痛になるかの選択になるのです。
自分は今のところ、おかげさまで?サドル沼にはハマっておません。最初のころ少し痛くなった程度で、お尻ちゃんで悩んだことはありません。軽い痔くらいでしょうか、ハイ。
①痛みを解決
チームメンバーがロードバイクに乗り始めたときに、お尻をずっと上げて走っているときがありました。痛くてサドルに座れず、立ち漕ぎ状態です。
硬いサドルに座るには、まずはパッド入りのパンツを履くことが第一ですが、それでも痛くて、ロングライド中に腰を上げてしまうこともあると思います。
慣れてくると痛みが減る方もいるみたいですが、自分のお尻ちゃんに合うサドルにめぐり逢うために、サドル沼にハマる方も多いようです。
②ペダリングに直結
身体を安定させて支える部分になるので、ペダリングのしやすさや、走りやすさに直結するパーツです。自分に適したサドルであれば、疲労の軽減されてロングライドも楽になります。
③デザイン性
サドルをカスタマイズするとき、座り心地も選択のポイントですが、もう一つは、デザイン・色もロードバイクのイメージを変える要素になります。
乗っているときは、サドルは隠れて見えませんが、降りているときは、結構、自己主張ができる、見せびらかすパーツでもあります。
ブラック、ホワイトあたりの単色が無難かと思いますが、ラインが入ったお洒落なデザインもあり、お尻ちゃんと相談しながら選ぶしかないですね。
いくらカッコよくても自分が座れなければ、サドルの意味がありません。いやいや、立ち漕ぎで、サドルを見せ続ける戦略もあるのか?いくらなんでもないですよね。
(2)サドルの選択ポイント
選択ポイントは以下のとおりですが、サドルの場合は、座ってしばらく走行しないと、自分に合っているのかどうかはなかなかわかりません。お店でフィッティングされることをお薦めします。
①角度・丸み
フラット型は座っているポジション移動が柔軟にできます。湾曲型はお尻の位置を安定させることができます。座面の丸み具合もお尻の固定に関係してきます。
②サイズ
お尻の大きい方、体重のある方は、幅広がお薦めです。
③穴あき
股間や尿道の圧迫を軽減できます。
④軽量化
カーボン素材は軽量化が図れます。
⑤クッション性
クッション性が高ければ、快適性がアップします。
2.ボントレガーのモントローズエリート
エモンダSL6の完成車のサドルは、ボントレガーのモントローズコンプですが、前のマドン4.7のときに、カスタマイズしたモントローズエリートをエモンダに付け替えました。
上記のポイントでは、フラット型・穴あき・軽量化を重視して選択しています。
(1)形状とインプレッション
カバー素材はマイクロファイバー、レール素材はチタン、重量は220gとまずまず軽量の部類に入ります。モントローズコンプからは81gの軽量化が図れます。
外側をカットした長細い形状、先端まで縦に中空を設けています。軟組織を全体的に保護して圧迫が少ないような感じはあります。
座面のカバーは薄目でフラットですが、お尻ちゃんの動きも前後左右に動くことなく、安定的におさまっている印象でしょうか。
最初は硬い印象を受けますが、微妙な硬さ加減がパンツのパットと相俟って、今のところお尻ちゃんが痛くなるのをうまく抑えていると思います。
ただし、誰にでも合うわけではありません。トレックの利用者の評価も割れていることが、サドルの難しさを表していますね。
(2)今後の検討
モントローズエリートは上位モデルにレール素材がカーボンのモントローズプロがあります。重量も169gとなりさらに51gの軽量化が図れますので、今のサドルがへたったら、これが第一候補でしょうか。
最近、ボントレガーは新しい形状のモデル、アイオロスエリートを出しました。これは先端が広め、中空部分も広く軟組織の圧迫をかなり抑えていることで、評判もまずまずのようです。
モントローズエリートはデザインもシンプルで気にいっているので、サドル沼にはしばらくはまらずにいけそうです。
にほんブログ村
ロードバイクランキング