GP5000とアジリストの25Cクリンチャー対決、本気でどっち?

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1.最近のタイヤ歴

皆さん、こんにちは!チャリダーMです。

アジリストに履き替えて、いつもの荒れた農道などホームコースを走ってみました。今回は、GP5000とも比較しながら、インプレをまとめてみます。

もともとは大のお気に入りのボントレガーR4が廃番となり、その後は新作R3が今一つピンとこないので、それまで敬遠していたGP5000に交換。

やっぱり、皆さまが褒めちぎるGP5000の滑走感はスゴイと思いながらも、評判の良かったP ZERO VELOも試してみたら、しなやかさとさりげないスムーズさに感動。

その後、しばらくP ZERO VELOで走り、たまに新作のP ZERO RACEなんかも試しながら、それでもP ZERO VELOで頑張ってきたのですが。

最近、少し違和感があって、またGP5000に戻したら、最初以上に感動してしまったという気まぐれ野郎です。P ZERO VELOはおそらくタレてしまったのだと思いますが。

しばらくはGP5000でなんら問題なかったのですが、国産で新作アジリストが登場したので、試してみようかということになりました。

データを持ち合わせているわけでもなく、とにかく走ったときの印象で、気持ちよく走ることができるほうを選択してしまう性分であります。

ですので、GP5000が必ずしも絶対ということではなく、自分がいいと思ったモノは長く使い続けるタイプです。アジリストが良ければ、そのまま使い続けることになります。

ファーストタッチはこちらのブログを参考にしてくださいね。

2.アジリストのファーストインプレ

重量

まずは、GP5000との重量比較です。

単位:g23C25C28C
GP5000205225235
単位:g23C25C28C
アジリストライト160170なし
アジリスト180190210
アジリストデューロ210220250

アジリストが圧倒的に軽いです。ゴム厚感のあるGP5000と比較するとペラペラですし、サイドも薄いですね。軽さが正義となるのか…。

もっと軽いアジリストライトもありますが、オールラウンド系のタイヤが自分の選択肢になります。

ファーストインプレ

条件

ホイールは、ボントレガーアイオロスXXX4、ハイト47mm、リム内幅21mm、重量は前後で1,400g。

チューブは、フロントはボントレガーの軽量ブチル ライトウェイトチューブ65g、リアはピレリのTPU SMARTUBE35g。

空気圧はいつもどおり、フロント6.5bar、リア6.8bar。体重は74kg。

結構荒れた農道や石畳から綺麗な舗装道路まで、バラエティーに富んだ路面を走ります。多少のアップダウンはありますが、平坦中心のコースです。計100km程度の試走。

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感想

最初はかなりモッサリした感じでしたが、表面が削れてからは、漕ぎ出しの軽さが感じられるようになりました。

やはり軽いので瞬発力があり、加速性もいいですね。滑走感が高い印象はあまりないのですが、時速30kmから楽に時速40kmまで上げられます。

スピードの維持も結構楽な印象を受けました。意外と転がりがいいのかもしれません。あまりそういう印象は受けないのですが。

メーカーではしなやかさもPRしていますが、路面状況がかなり良いところでは、吸いつく感じがある印象です。

そういう意味では接地性が高くて、さりげなくスピードが上がっていることにつながっているのかもしれません。

ただ路面が荒れた農道では、さすがにゴツゴツ感があり、かなり振動を拾いますね。それほどバタバタ跳ねる印象はないのですが、乗り味は全体的には硬めの印象です。

空気圧の関係もあるのかな。あまりしなやかな感覚はありません。そんなに跳ねないというのをしなやかと表現するのであれば、それはありかもですね。

ハンドリングで違和感を感じるところはないです。全体的にクセがないタイヤではないかと。

耐久性はまだわかりません…。

3.GP5000との比較

それでは、GP5000との相対比較になります。対決ですので、単純に○×、甲乙つけがたいところは△にしました。×だからダメということではありませんよ。

GP5000アジリスト一口コメント
漕ぎ出しアジリストは軽さの効果あり
加速感アジリストは意外と速いかも
転がり感×GP5000の滑走感が爽快
グリップあまり変わらない
乗り心地×アジリストは硬い
登り坂×アジリストは軽さの効果あり
下り坂アジリストは意外と速いかも
耐久性

正直、GP5000、P ZERO VELOに初めて乗ったときの感動はありません。

GP5000のような力強い滑走感や、P ZERO VELOのようなしなやかさをことさらに強く感じることはないのです。

特に秀でた感じはしないけれど、重量の軽さによる漕ぎ出しの軽快感、グリップの良さ、加速性はGP5000に引けを取りません。

感覚的な力強い加速感は明らかにGP5000なのですが、メーターを見ていると、アジリストもかなり伸びますね。これはちょっとびっくり。貧脚向きなのか…?

乗り心地に関しては、やはりトレッドのゴムが厚いGP5000のほうが、振動を上手く柔らげてくれます。アジリストは硬いですね。

本格的な坂は試していませんが、足元の軽さは上り坂では、アジリストのほうが有利かもしれませんね。

現状では、乗っていて楽しさを感じることができること、総合力を勘案して、GP5000の勝ちということにしておきます。個性の差ですかね~。

アジリストも比較的安価な点を考慮すれば、CPの高いバランスが取れていて安定して使えるタイヤだと思います。

好みの問題もあるので、アジリストのほうがいいという方もいるのではないでしょうか。

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4.まとめ

あらためてGP5000の感覚的な楽しさ、総合力の高さを思い知った感じです。アジリストも悪いタイヤでは全くありませんよ。

平地で気持ちよく走れるのはGP5000です。転がりの良さが、軽さを上回っていますね。GP5000の力強い滑走感の素晴らしさを実感できた点も収穫です。

アジリストは強烈な個性はないのですが、じわじわと良さが伝わってくるタイヤかも。特に坂ではその軽さが武器になるはずです。

直ぐにGP5000に戻すのも面倒なので、もう少し、アジリストを味わってみようと思います。なんか高いポテンシャルは感じるので。

しばらく乗ったあとにGP5000に替えたときにどう感じるのかは、あらためてレポートする予定です。

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