1.エモンダSL6
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
前回、2年後の還暦にハイエンドモデルの購入を計画していることを書きました。値上がりで購入するのも大変なんですが。
私自身は、トレックのミドルグレードのマドン4.7、エモンダSL6と乗り継いできているのですが、正直ハイエンドではなくても、すごく満足しています。
ハイエンドのフレームは、ミドル以下とは別物です。ガチガチに硬いので、乗りやすさを重視するなら、ミドルあたりが幸せになれるかもしれません。
現行のエモンダSL6は、ただいま絶好調の乗り味です。自分で言うのもなんですが、極上感を味わってます。
今回は、絶好調の理由をあらためて整理してみました。前回のブログの続きにはなりますが。
2.絶好調の理由
ロードバイクに乗っていて、ライダーが乗り味を一番感じるところは、やっぱり足回りですよね。
路面と接しているタイヤ、タイヤの中のチューブ、タイヤを装着するホイール、ホイールを回転させるチェーン回りです。
ここのあたりに手を入れてあげることで、劇的に変わります。
ペダルを漕ぐときの軽さや滑らかさ、それに伴うロードバイクのスピード感、快適性…が向上するはずです。
①ちょっとだけ高いチェーンオイルを注す
ワコーズやFINISH LINEを使用していたのですが、ヴィプロスのムオンを初めて使用したとき、正直感動しました。
まさしく無音のチェーン、そしてヌルヌル感。
それ以来、オイルはヴィプロスを使用しています。
最近は、軽さが売りのブルーノ、ムオンとブルーノの中間的なダブサンを使い分けています。それぞれが高性能なオイルなので、違う味付けを楽しむことができます。
②こまめにチェーンをクリーニングする
チェーンオイルの性能を引き出すには、いろいろな方法がありますが、とにかくチェーンの洗浄が大切です。
大事なのはコマの部分につまっている汚れを、こまめに取り除くことです。
いろいろなクリーナーを使用していたのですが、これまたヴィプロスのグゥーキンαを使用して、またまた大感動です。
とにかく、ピカピカ、そしてオイル注油後は、回転が軽くなります。プラシーボではなく、明らかに体感できるレベルです。
それまでは、あまりチェーンの汚れをそれほど気にしていなかったのですが、あらためてチェーンのクリーニングの大切さを感じました。
③軽量な高性能タイヤを履く
最近、アジリストに替えてから、やぱっりタイヤは軽さが命ではないかと。
本当に軽く気持ちよく回ります。トップスピードの到達が圧倒的に速くなりました。
GP5000、ピレリを初めて履いたときの感動も忘れられないのですが、このアジリストも最高ですね。
先日、暑さで集中力が落ちたところ、2回ひどいリム打ちがあったのですが、今のところはノーパンクです。
それぞれのタイヤの持ち味は違いますが、少しお金を出して、高性能な軽量タイヤに履き替えることで激変すること間違いなしです。
④軽量なチューブを前後で変えて入れる
クリンチャーなので、タイヤのチューブにもこだわっています。
パンクしない丈夫さを持ち、そして少しでも軽量かつ乗り心地のいいチューブ。そんなもんあるかいな。ありました。
ピレリのTPU素材のSMARTUBEです。
前輪はクッション性も考えてボントレガーの65gの軽量ブチル、後輪は35gのSMARTUBE。
この組み合わせが、意外とハマっています。
⑤空気圧を適正にセットする
これも過去ブログで何回か書いていますので、参考にしていただければと思いますが、結構重要です。
特に高性能タイヤは空気圧にシビアなので、少し変えるだけで乗り味が大きく変わります。
ご自分の体重や、タイヤの種類、リム幅などによって違いますので、調整してみることです。昔のようなカチンカチンの高圧や、とりあえず7Barの時代ではありませんよ。
⑥ディープリムのカーボンホイールを履く
そして、最後にディープリムのカーボンホイールです。
やっぱり、素性のいいホイールを履くことで、全体的なバランスがとれているのではないでしょうか。
ボントレガーのアイオロスXXX4ですが、リムブレーキでは最高のホイールなので、当たり前なんですけど。
かつてはプロチームのトレックセガフレードが使用していたホイールです。
リムハイトは47mmですが、巡航速度は確実に上がりましたし、回転がいいので楽チンですね。
ただし、履き替えてすぐに、極上だったかというとそうでもないのです。①から⑤にこだわる過程で、絶好調になった感じですね。
高いカーボンホイールをあとで買うなら、ハイエンドモデルを最初から購入したほうがという声もありそうですが、そうでもないですよ。
ハイエンドは、フレームがミドルとは別物で値段も約2倍(トレックの場合)、コンポも高くなるので、ミドルグレードでいいホイールを履いたほうがお得ではあります。
3.まとめ
全体的なバランスがいいのか、本当に楽チンに快適に、そして自分のレベルで速く走ることができます。
乗っていて楽しい。極上ですよ。
自分で、いろいろ工夫しながら、満足できるように仕上げていくのも、ロードバイクの楽しみ方の一つです。
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