ロードバイクのダイレクトマウントブレーキ(スピードストップ)は制動力・スピードコントロール性+デザインが抜群

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1.ブレーキの役割

皆さん、こんにちは!

今回は、ロードバイクのダイレクトマウントブレーキの性能やスピードストップのデザインの良さについてです。

交差点以外の道路を走行しているときに急にクルマが右折してきたり、クルマの間から犬を散歩する年配の方が飛び出してきたり、何回か怖い思いをされた方も多いと思います。

最後に救ってくれるのはブレーキです。これまで、安全上一番大切なブレーキについて、書いていませんでした。あまりブレーキで困ったことがなく、当たり前のように機能してくれています。

ブレーキは自分の指で操作しますが、その効き具合や減速時のスピードコントロールの感覚は結構敏感ですよね。なんかしっくりこないと不安に感じこともあります。

これまでは、リムを挟んで止めるキャリパーブレーキが主流でしたが、最近はディスクブレーキがロードレースでも主流になりつつあります。

そんなキャリパーブレーキですが、このエモンダSL6にはボントレガーのダイレクトマウントブレーキなるものが付いています。その名はスピードストップです。果たして何ぞや?

2.ダイレクトマウントブレーキの特性

それまではシマノの「普通のアルテグラ」を使用していたのですが、見た目のカッコよさに惚れて、今もスピードストップを使い続けています。

普通とどこが違うのでしょうか。ダイレクトマウントブレーキは、これまでのキャリパーブレーキのように1本のボルトでフレームに固定するのではなく、2本のボルトで固定する構造になっています。

構造上のあまり難しいことはわかりませんが、2本のボルトで固定している分、ブレーキの剛性や効きは高くなるでしょう。

ただし、2点を固定してリムを挟み込む以上、取り付けるフォーク(前ブレーキ)やシートステー(後ろブレーキ)の剛性も高くないとブレーキとしては機能しないのではないかと思われます。

一つご注意を。ダイレクトマウントは専用のフレームへの取り付けとなりますので、今「普通のブレーキ」を使用している方は付けられませんので。

3.スピードストップのインプレッション

(1)ブレーキ・フィーリング

「普通のアルテグラ」とはブレーキのフィーリングが少し違うような気がしています。効き方の違いでしょうか。独特の柔らかさというか。

「普通のアルテグラ」の方が、効き始めからガチッとくる、急ブレーキのときはロックしやすい感じがあります。絶対に止まるという安心感があります。

一方、スピードストップは、じわじわ効いてくる、ロックするのが遅い感じでしょうか。決して効きが悪いということはありません。

通常の平地を走っている分には、スピードストップのほうが扱いやすいです。スピードコントロール性が高いのが特徴でしょうか。

人によっては、スピードストップの効きが悪いと感じて、デュラエースやアルテグラに替える方もいるようですが。

乗り手の好みや走る条件によって、好みが分かれるかもしれません。自分としてはどちらもOKです。ただの鈍感なのかな。

(2)外観・重量

ブレーキのフィーリングや効き具合は先ほどのとおりですが、気に入っているポイントがほかにもあります。

それは軽量性とカッコよさです。ただし、それが安全性を犠牲にしているものではないことが大前提です。

「普通のアルテグラ」よりも前後で約100g軽いです。そして見た目がメカメカしいいのですが、とてもスマートに見えます。ロードバイクのスマートさにふさわしい感じがあります。

シマノは正反対でゴツゴツがっちりしたイメージです。ロードバイクのパーツでは定番中の定番であり、これを付けておけば間違いはないです。

ボントレガーとシマノではブレーキに対する考え方が違うのかもしれません。残念ながらアルテグラのダイレクトマウントを試したことがないので、同じ比較ができないのはご了解ください。

最後に、なんといってもブレーキは、スピードが出るロードバイクに乗る以上、自分の命を預ける最後の砦です。自分の乗り方に合ったブレーキを選び、専門家に調整してもらうことをお薦めします。

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