ロードバイクにベルは道路交通法上の義務!KNOG(ノグ)のOi(オイ)が見た目も音もいいです

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1.2021年初回は交通安全祈願も込めて

皆さん、チャリダーMです。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。まずは、安全第一で事故や怪我のない1年が過ごせることを祈っております。

新年初めての記事は、交通安全祈願の気持ちも込めまして、エモンダに初めてベルを付けてみましたので、その報告です。

川沿いの道を走ることが多いのですが、最近はコロナの影響もあるのか、散歩されている歩行者の方もかなり増えてきています。家族連れから高齢の方まで。

当然、歩行者が最優先にはなるのですが、道の真ん中を歩いている方も多く、どうしてもというときのためにも、ベルを付けておいてもいいかなと。

結論から言うと、軽車両扱いの自転車、当然ロードバイクも、ベルを装着することは道路交通法上の義務となります。

そして、むやみやたらに鳴らしてはいけないというルールになっています。

ママチャリなどには、ベルが標準装備されていますが、スポーツバイクやロードバイクには通常は装備されていません(付いているモデルはあるようです)。

ロードバイクには、なんとなく不格好なベルは付けたくないので、これまでは放置していたのですが、安全確保にはやっぱり付けておいたほうがいいよね。

ということで、いいベルがあるのか調べてみました。

2.法律的根拠

その前に、まずは法律のお勉強です。ちゃんと定められているんですね。ここまでとは知りませんでした。

道路交通法第54条(警音器の使用等)

第五十四条 車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。

一 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。

二 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。

2 車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。
(罰則 第一項については第百二十条第一項第八号、同条第二項 第二項については第百二十一条第一項第六号)
[5万円以下の罰金等]

道路運送車両の保安基準

第四章 軽車両の保安基準
(警音器)
第七十二条  乗用に供する軽車両には、適当な音響を発する警音器を備えなければならない
道路運送車両法
(軽車両の構造及び装置)
第四十五条  軽車両は、次に掲げる事項について、国土交通省令で定める保安上の技術基準に適合するものでなければ、運行の用に供してはならない。
一  長さ、幅及び高さ
二  接地部及び接地圧
三  制動装置
四  車体
五  警音器

埼玉県道路交通法施行細則(自転車関係)

自転車にはベル(法令用語では警音器)を取付けなければいけません。(埼玉県道路交通法施行細則第10条第2号。罰則:5万円以下の罰金)特にロードバイク/ロードレーサーなどのスポーツ用自転車の場合、購入時には標準装備されていないことが多いので、道路を走る場合は自分で取り付けることが必要です。“

ベルを鳴らす場所

「警笛鳴らせ」や「警笛区間」の標識のあるところではベルを鳴らさなければいけません。(道路交通法第54条第1項。罰則:5万円以下の罰金)

警笛ならせの標識
警笛区間の標識

ベルの乱用禁止

危険防止のためやむを得ないとき以外は、標識のないところでベルを鳴らしてはいけません。(道路交通法第54条第2項。罰則:2万円以下の罰金又は科料)

例えば、よそ見運転の自転車がこちらに気付かずに走って来るが、道路が狭くて安全に避けることができないときなど、音で知らせる以外に危険を避ける方法がないときに限られます。

徐行運転や一時停止など、ほかの方法で危険が避けられるときは、まずはその方法を実行しましょう。ベルを鳴らしても相手が気付かなければ交通事故になってしまいます。

歩道で歩行者に進路を譲らせるためにベルを何度も鳴らすなどの誤った使い方をしてはいけません。歩道は歩行者優先です。

3.Knog(ノグ)のOi(オイ)

自転車のベルといっても、カッコいいモノを思い浮かべることができなかったのですが、調べているなかでは、これ一択といってもよいベルを見つけました。

私はハンドルバーにアクセサリー類を取り付けるのが大嫌いで、とにかくスッキリさせたいタイプです。

サイコンやライトもボントレガーのブレンダーシステムでステムに取り付けるようにしています。

ですので、とにかく見た目にも邪魔にならない目立たないベルが欲しい。これだけです。でもそんなベルがあるのか。

それが、KnogのOi。

ベルとは思えないオシャレな箱とケースに入っていまして、なんとなく品質の高さを感じさせるベルではあります。

取り付けは極めて簡単。工具も装備されています。

  • 見た目がスッキリで秀逸。目立たない
  • 音も澄んでいてキレイ。風鈴にかなり近い音です。歩行者への威圧感もなさそう
  • お値段は高めだが、デザインと音の良さからして我慢しましょう
  • 耐久性は不明。ほとんど鳴らすことはないので問題ないと思いますが
  • 荒れた路面では、振動でかすかに鳴っていることがありますが、気になるレベルではありません(取り付け方に問題があるのでしょうか)

4.まとめ

早速、細い農道を道一杯に歩いている小さい子供連れの家族の方がいまして、気がついてくれないので、試しに軽く鳴らしてみました。

威圧感もなく、謝りながら快くどいてくれました。鳴らした後は、横を通ります、と一声かけながら行けば、お互いに気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。

何事にもコミュニケーションが大事ですね。

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