ボントレガーのカーボンホイール「アイオロスプロ3」の平坦巡航能力は凄く高かった!

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1.真夏の平坦ロングライド100kmのインプレ

皆さん、こんにちは!チャリダーMです。

今回は、ボントレガーのカーボンホイール「アイオロスプロ3」の平坦ロングライドの印象と、バイクメーカーの作るホイールの価値についてまとめてみました。

以前のアップダウン付きのロングライド100kmのインプレはこちらを参考にしてください。

カーボンホイールにカスタマイズ後、初めて平坦のロングライド100kmをライドしてきました。

2020/8月、もの凄い猛暑。こんななか、平坦とはいえ、56歳のオッサンが走り切れるのか不安ではありましたが、朝スタート。

目的地は葛西臨海公園。コースは荒川サイクリングロード右岸(河口に向かって右側)を南下、軽い向かい風でスタート。

今回は二人でのライドで、引いてもらえるありがたい環境です(これはいつもどおり)。向かい風のなか、巡航時はだいたい31km~33km。

カーボンホイールに慣れたせいもありますが、漕ぎ出しも軽く、いつもより少ない力で、巡航スピードまで上げて維持することができました。

葛西臨海公園で軽く休憩後は、帰りは同じ道を北上。今度は軽い追い風のなか、巡航時は34km~38km。かなり暑いこともあり、無理はせず安定走行でライドしてきました。

暑さのダメージを抱えつつも、いつもより巡航スピードは2km程度はアップしていました。(貧脚ゆえレベルの低い巡航速度で恐縮ですが…)

アイオロスプロ3は35mmのセミーディープではありますが、明らかに巡航が楽で、安定的に走れることを実感しました。

かかりもかなり力強く、30km代ならそれなりにスムーズにスピードアップができ、割りとグイグイ伸びる感じもあります。脚を止めているときの回転もかなり残ってくれます。

以前の21mmのハイトのパラダイムエリートと比較するのもなんですが、巡航スピード、安定性とも優れていました。

50mm程度のディープホイールはもっとスピードアップが図れるのでしょうね。空気抵抗の恩恵はデカいです。

トレックのHPより引用しています(プロ3 クリンチャー)

2.バイクメーカーの本気ホイール

アイオロスプロ3の購入にあたっては、ほかのホイール専業ブランドとも迷いましたが、ボントレガーにして良かったと思います。

バイクメーカーが作るホイールは、やっぱりそのバイクブランドに合わせて作られているので、相性は当然いいですよね。

トレック=ボントレガー、スペシャライズド=ロバール、ジャイアントのSLR…。ロバールなんかは、結構ほかのブランドバイクでも使用されているのかな。

ボントレガーを履いている方は、トレック以外で見かけたことはありません。XXXあたりは、ヒルクライムで使用する方はいるのかもしれませんが。

どうしてもホイール専業メーカーの有名ブランドを購入される方が多いし、それはそれで楽しみの一つです。

ただ、バイク専業メーカーの作るホイールも、専業メーカーに負けないくらいの実力があるのではないかと勝手に想像しています。

当然、バイクメーカーは自社ブランドのバイクに合った、トータルバランスで設計しています。これはホイールに限らずそうでしょう。

特に、スペシャライズドやトレックの大手は売上を伸ばすためにも、完成車だけではなく、カスタマイズ市場においても力を入れ始めています。

自社ブランドのパーツ性能を向上させることに力を入れざるをえない状況です。それだけ本気で作っているのではないかと。

本来ならボントレガーなどは、直販だけではなく、販路を拡大させてもいいような気もしますが、そこはブランドイメージを守りたいという気持ちも強いのでしょうか。

そんななか今回、新型エモンダと同時に販売されているカーボンホイールの新型アイオロスはとても魅力的なラインアップだと感じています。

(新型アイオロス 3グレードの比較)

エリート35/50プロ37RSL37
価格137,500円202,400円323,950円
重量1,665g(35mm)
1,730g(50mm)
1505g1325g
リムハイト35mm/50mm37mm37mm
ハブボントレガーDT Swiss350DT Swiss240
トレックのHPより引用しています

自分がディスク車であれば、プロ37を試してみたいですね。RSL37は自分にはちょっと硬そうなイメージがあるので。

3.まとめ

アイオロスプロ3はある程度の坂もこなせるし、平地も楽に走れるということで、

いいんじゃない、これ。楽しい

オッサンがこれだけ楽しめれば、もう十分です。

トレック乗り以外のかたにも、興味があれば是非ボントレガーのホイールを試してもらいたいですね。自信をもってお薦めします。

ほかのパーツも含めて、結構真面目に作り込んでいることを実感しています。よくトレック乗りはボントレガー縛りなのかという意見も聞きますが。

でも、性能がそれなりにいいから、なんか使用しちゃっている自分がいます。不満があれば、ほかのパーツを入れますからね。それだけ満足度は高いのかな。

しばらくは、アイオロスプロ3で楽しみます。

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