1.安全の3原則
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
今回は、ロードバイクに乗っていて、実際に遭遇したロードバイクの危険な行為や事実をもとに、安全に乗るための自分なりの3原則をあらためて考えてみました。
公道を走るのなら、まずは周囲に迷惑をかけないこと、そして自分の身は自分で守る、リスクを下げることを考えましょう。
1番目は、一般道を走るのであれば、最低限の基本的な交通ルールを守るということです。ルールを乱しては、安全は保てません。
当たり前のことなんですが、なかなか守れていない場合が多いですね。これをちゃんと守れるライダーが一番カッコいいんだと思います。見かけじゃなくて。周囲に迷惑をかけてはいけません。
2番目は、自分がもしものときに備えてやるべきことは、まず頭部を守るために、「安全な」ヘルメットを被るということです。
「安全な」が重要なポイントですね。どんなに軽くてカッコいいヘルメットでも安全性が確保されてなければ意味がないです。
3番目は、事故を防ぐために、デイライトを点灯・点滅させることです。相手に自分を知らしめること、意識させることで、万が一のリスクを減少させることができます。
目立つことが大事ですよ。これは個人の自由ですが、やって損はないし、メリットのほうが多いと考えています。
それでは、順番に。
2.交通安全を守る
まずは、基本的な交通ルールを守るということです。クルマは免許制なので、一応交通ルールを学習して試験を受けて合格しているわけです。
ですから、通常のルール自体は、クルマの免許を持っていればわかっているわけですが、自転車に乗ったとたん、もう関係ないという方もいるんですね。
もちろん、自転車の細かいルールまでは習わないので、致し方ないところもありますが、基本的なルールを守るだけでも、安全は保てると思います。
私が最近直接遭遇して、危ないと感じた行為は以下の3つです。
①一般道の左車線の左側を走行していたら、向かい側からロードバイクが走行してきた。
自転車もクルマと同じ車線の左側を走るのが正解です。
これは本当に怖いです。ママチャリにこういう方は多いのですが、ロードバイク乗りでもこんなのがいるのかと。
私自身も、すべての交通ルールを熟知しているわけではありませんが、少なくとも、自転車は左側を走るのだとか、小学校のときに教わりませんでしたっけ。
②車線がない細い一般道を走行していたら、ロードバイク2台がしゃべりながら、だらだらと道をふさぎながら並走していた。
並走して走行してはいけません。
こういう方は結構いるのではないでしょうか。サイクリングロードではわりと見かける光景ですね。子供じゃないんだから。
③片側2車線ある一般道で、信号待ちのときに、停止線を越えて右折帯の一番先で停止していた。
自転車が右折するときは、二段階で右折します。
これは、本当に危ないですね。ルールは知っていながらカッコいいと思ってやっているのか、それとも何も知らないのか…。
まだまだ、いろいろあると思います。これは、ほんの一例にすぎません。基本的な自転車の交通ルールは過去ブログも参考にしてください。
あとは、なるべく危険な道を走らないことが、リスク回避につながります。大通りからはずれた裏道、交通量が少ない道、自転車道が確保された道、路面が荒れていない道を選ぶことも大切です。あらかじめルートを考え、安全で楽しい道を選びましょう。
3.安全なヘルメットを被る
ロードバイクに乗る方は、ほとんどヘルメットは被っていると思われます。ただ、たまにノーヘルも見かけますね。問題外です。
あとは、ヘルメットの安全性が重要ではないかと。せっかく被るなら、安全性の高いヘルメットがいいですよね。
最近は軽量なモノも多くなってきていますが、同時に安全性を重視したモデルも増えています。
MIPSが搭載されているかどうかは、ヘルメットを選ぶ際に一つの基準にしたほうがいいですね。ただ軽いだけのヘルメットはいかがなものかと。
MIPS(Multi-directional Impact Protection System)は、多方向からの衝撃に対する防護システム。長年の研究から開発された、脳自体が持つ防護性とMIPSの組み合わせが、斜めからの衝撃に対して、高い保護性を提供する。
トレックのHPより引用しています
最近ではボントレガーがウェイブセルというシステムを開発しています。ちょっと重たくなるのが玉に傷ですが、命に関わる問題ですから。
WaveCelは、ボントレガーのヘルメットだけに搭載された革新的な安全テクノロジー。標準的なフォームヘルメットは、頭部を直線的にかかる衝撃から守る。しかしWaveCelは、ねじれ、回転、斜めからの衝突と言った一般的なサイクリングの事故で生じる衝撃から頭を守るのだ。一般的なサイクリングの転倒での脳震とうや軽度の脳障害の発生を防止する。
ボントレガーのHPより引用しています
是非、安全性の高いヘルメットを被ることをお薦めします。ちなみに私は、MIPS搭載、ボントレガーのバリスタを被っています。
4.デイライトを点灯・点滅する
これは、過去ブログでも、主張しているお話です。特に法令で定められているわけでもないので、強要できることでもありません。
でも日中でもライトを点灯・点滅させることは、間違いなく、相手に意識をさせ、注意をさせることができます。
点灯・点滅させているロードバイクが向こう側から走ってきたときは、やっぱり目立ってます。あ、きたなと。これだけでも、効果があるのではないでしょうか。
あとは、ジャージも目立たせる一つの手段です。蛍光色の明るいイエローなどは、間違いなく目立ちます。黒っぽいジャージよりは、効果があると思います。
こちらも過去ブログを参考にしてください。
5.まとめ
ロードバイクは楽しい乗り物ですが、危険な乗り物でもあります。ハイリスク・ハイリターンですね。
上級者になるにしたがって、運転が上手くなり、安全に対して疎かになる方もいるかもしれません。わかっていてカッコつけている方もいるかもしれません。
初心者の方は、交通ルールまで気が回らないときもあるかと思います。
少しでも、リスクを下げるには、各人が安全に走ることを意識するしかないんです。自分も反省すべき点があるような…。
皆さん、本当に気をつけましょう。せっかく楽しいロードバイクライフが台無しです。まずは安全第一です。
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