1.ロードバイク関連の価格が上昇
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
さて、いよいよ春がやってきましたね。自転車、ロードバイクも気持ちよく走ることができる季節到来です。
これから、ロードバイクを始めてみようとか、カスタマイズを考えている方も多いのではないでしょうか。
そんなときに、どれを買おうか、どのグレードにしようか、かなり迷うことになると思います。
最近はパーツ代が上昇しているので、ロードバイクにかかるコストも以前と比べると、べらぼうに高くなっています。
これまでの経験も踏まえまして、ロードバイク関連のお買い物について、ぶっちゃけて話します。
今回は、独断と偏見に溢れていますので、ご了承願います。「そんなことないでしょ」もご勘弁くださいね。
少し過激な言い回しもありますが、ケチることや、安物、エントリーモデルなどを否定するものでは決してありません。
私自身、ケチってなるべくコスパのいいモノを買い、値切りが趣味のようなオヤジですので。
2.安物買いの銭失い
まず、値段が上がっているからといって、安物買いは絶対におススメしません。必ずあとで、もう少しお金を出しておけばよかったー、となります。
「安物買いの銭失い」です。
「安価な物を買うと修理や買い替えなどにお金がかかり、結局高くついてしまうことがある」という意味を持つ言葉。
特にウェアや小物関連は、総じて長持ちしません。使い物にならないときもあります。なかには掘り出し物もあると思いますが、ハズレが多いです。
アマゾンなどで、ノーブランドの安物を見つけて、なんとなくポチってしまったりもありますが、そんなものに限ってあとあと使うことはありません。
安いから品質が良くない場合もあるし、安いから大切にしないということもあります。
購入するときは、よくよく考えて購入したほうが、ロードバイク関連は後悔がないと思います。ガラクタを集めても…。
あと素性不明な中古も止めたほうがいいです。何もわかっていない中古初心者の方は、よく勉強してからのほうが良いです。
中古はどういう使い方をされているのか不明です。クルマのように車検制度もないので、整備状況もわかりません。
個人的には、安全にも関わることなので、手を出さないことにしています。
中古品のパーツで組み立てる方、趣味にされている方は、十分リスクなどを認識して、ちゃんとしたお店で購入されているかと思います。
3.経済合理性だけなら高いモノを最初から買えばいいのだが
これまでロードバイクを新車で購入、パーツのカスタマイズをしてきて、これからはどういう買い方がいいのかちょっと考えてみました。
それなりに、いやいや相当お金がかかります。完成車の購入やコンポ、ホイールなどのパーツ。ウェアやアクセサリーも…。
乗り始めるとそのときは満足できても、もっと良いモノを求めてしまうので、現状に飽き足らず、もっと高いパーツを購入したり、沼にはまったりしていくのです。
趣味なんだから、お金がかかっても満足できればいいのではないか、ということではあるのですが。
最初にグレードが低いモデルやパーツを買っても、そのうち上のグレードがどうしても欲しくなってしまいます。
乗り味とかなんて、初めはわからないから、グレードの高いモノを買っても意味がないのでは、という反論も聞こえてきそうですが。
私の場合は、まずトレックのマドン4.7でスタートしました。当時のミドルグレードでコンポはシマノのアルテグラ主体に一部105のミックス。
でもそのうち、オールアルテグラにして、デュラも使いたくなる。
もちろん、性能的には105で何の問題もありません。アルテグラやデュラに替えて、なんとなくいいよねという気分が味わえる程度なのかもしれないですね。
コンポで重量が軽くなったなんて、実際に走っているときは、なかなかわからないと思います。
ホイールは鉄下駄でスタート。それから軽量アルミ、そしてカーボンにステップアップ。ホイールにもピンからキリまでグレードがあります。
もちろん、ちびちびとステップアップしていく過程やカスタマイズを楽しむということもまた格別なのですが。
いっそのこと、チビチビいくより、最初からドカーンといってもいいのではないかということです。もう思い切って、中間をとばしてしまうのもアリかなと。
長い目でみたときは経済的にはお得になるかもしれません。ちびちびの中間コストが省けるので。
極論ですが、スタートから、完成車はデュラや高級カーボンホイール付きのハイエンドモデルを買ってしまえば、もうそれで終わり。
これはこれで、なんかつまらないですかね。
カスタマイズも、ちびちびしないでトップグレードのパーツでじゃんじゃん組んでしまったり。先立つお金が必要ではありますが。
ただ、残念ながら、現在のロードバイクを購入する環境は最悪です。これから先も不透明です。
すべてにハイエンドグレードの新車を求めると200万円近くするバイクも…。
ケチるなと言っておきながら矛盾するかもですが、今、こんな価格のグレードを購入するのは、さすがにどうなのかなーと。
お金がたんまりある人はお好きにどうぞなんですけど。
4.それではどうする?
今、私が乗っているバイクは、トレックのエモンダSL6。2台目のミドルグレードです。
1台目にカスタマイズしたパーツを2台目に移植しながら、カーボンホイール、カーボンハンドル、サドル、コンポは一部デュラなど、カスマイズしてきました。
詳細はこちらを参考にどうぞ。
現状は大満足で、さすがに大きなカスタマイズはもういいかなというレベル。
コンポはアルテグラ、ホイールは高級カーボンにしておけば、かなり満足度の高いバイクになるはずです。
自分的には、かなり仕上がった感じです。
これから新車を買う場合は値段が高いからといって、少しケチって20万円から30万円のエントリーモデルの完成車を購入するのはどうなのかなーと思います。
ミドルグレードであればフレームは相応にしっかりしています。
もちろんエントリーでもしっかりしたフレームで、気に入ったモノであれば問題ないと思いますよ。
自転車、ロードバイクの土台は、なんといってもフレームです。まずはこれがしっかりしていること、頑丈でないと安心して乗れません。
あとはパーツを替えることで、お好きなように仕上げていくことができます。フレームはそんな簡単には替えることができません。
もちろん、デザインや色、カッコよさもまずはフレーム。ここが一番大事なスタートです。
コンポは、上を求めている方は、必ずアルテグラに交換したくなります。自分もそうなんですが。それなら最初からアルテグラを選んでおけば良いのではということ。
正直、デュラまでは不要かと思います。ただペダルだけは、行きつけの店長に、「踏んだときの安定感が抜群なのでデュラにしておけ」と言われました。
リムハイトの高いカーボンホイールは見た目もよく、気持ちもかなりアップしますよ。巡航性も高く、これぞロードバイクを味わえます。
残念ながら、現状のミドルグレードでは軽いホイールは期待できないので、カスタマイズしていくしかありません。
ホイールは中途半端なグレードを買うよりは、高級ホイールを思い切って購入してみる。
私もアイオロスプロ3を最初のカーボンホイールとして購入したのですが、結局XXX4を履きだしたら、これ1本で満足しちゃうんですよね。
そして、タイヤで乗り心地はある程度変えることができます。さらに空気圧で調整すれば、硬くも柔らかくもなるのです。
5.まとめ
今回は、ロードバイク関連のお金の使い方について、つらつらと書いてみました。
皆さんの参考になれば幸いです。
今後は、お金をかけたほうがいいモノ、ケチってもいいモノについて、ウェアやパーツ、アクセサリー別に究めて記事にしていきます。
いろいろ思うところがありますので。
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