1.ヘルメットは安全第一
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
今回はロードバイク用のヘルメットのお話です。
ボントレガーのバリスタを使用して5年。一般的には3年が寿命と言われていますので、今年こそは買い替えを考えています。
購入当時、バリスタはMIPS搭載で安全性が高いとの評判で、見た目もカッコよく、頭にもドンピシャフィットしたので即決でした。
ところでロードバイクのヘルメットを選ぶ際に、何を基準にしていますか。
私は、やはり安全性を最優先で選択することにしています。
ロードバイクはやはりリスクも高いので、万が一の転倒に備えて頭部の保護が最優先です。
安全性といっても見えるものはないので、第三者機関の検証結果が一つの選択基準とするのはそれなりに合理的です。
協会団体の保証は、あくまでも身内ですからね。
2011年以来、米バージニア工科大学は、ヘルメットを購入する際に消費者が公平性のある安全評価に基づいて購入の意思決定を行えるように、第三者評価情報を提供しています。
これは同大学のサービスミッションの一環として行われ、ヘルメットメーカーの資金や影響からは100%独立しているものです。
逆に米バージニア工科大学の評価を宣伝しているメーカーもありますね。それは当然高い評価を得ているからなのですが。
2.米バージニア工科大学の検証
米バージニア工科大学は、毎年、ヘルメットの安全性を独自で検証しスコア化しています。
同大学の評価サイトはこちら
米国道路安全保険協会と共同で、STAR評価システムを使用して188個の自転車用ヘルメットを評価しました。当社の衝撃試験では、サイクリストが経験する可能性のあるさまざまな頭部衝撃に起因する頭部の直線加速度と回転速度を低下させるヘルメットの能力を評価します。星が多いヘルメットは、星が少ないヘルメットと比較して、これらの衝撃に対する脳震盪のリスクを軽減します。
サイトより引用(翻訳)
今回は、ロード部門で安全性が高いヘルメットを並べて、購入の際の参考にしてみます。
ロード部門を選択し、ベスト10および今使用しているボントレガーのヘルメット(20位以内)を並べてみました。
ロードバイク部門の検査対象は74のヘルメット。日本のカブトは対象には入っていません。
満点の★★★★★は44、★★★★は24、★★★は4、★★は2となっています。
順位 | ヘルメット名 | スコア | 費用$ |
---|---|---|---|
1 | GIRO ARIES SPHERICAL | 8.40 | 300 |
2 | SPECIALIZED PREVAIL3 | 8.64 | 300 |
3 | GIANT REV COMP MIPS | 9.13 | 65 |
4 | LAZER G1 MIPS | 9.23 | 240 |
5 | LAZER TONIC MIPS | 9.85 | 80 |
6 | LAZER CENTURY MIPS | 10.00 | 180 |
7 | SCOTT CENTRIC PLUS MIPS | 10.20 | 200 |
8 | GIANT REV PRO MIPS | 10.22 | 273 |
9 | LIV REV PRO MIPS | 10.22 | 273 |
10 | LAZER SPHERE MIPS | 10.32 | 160 |
12 | BONTRAGER SPECTER WAVECEL | 10.79 | 150 |
15 | BONTRAGER BALLISTA MIPS | 10.92 | 200 |
17 | BONTRAGER STARVOS WAVECEL ASIA FIT | 11.12 | 100 |
18 | BONTRAGER STARVOS WAVECEL ROUND FIT | 11.12 | 100 |
20 | BONTRAGER STARVOS WAVECEL | 11.22 | 100 |
MIPSとは、Multi-Directional Impact Protection Systemの略。
ヘルメットの内側に保護レイヤーを設け、衝撃を受けた方向に頭部をスライドさせることで保護性能を向上させ、脳へのダメージを軽減させる革新的なテクノロジーです。
MIPS搭載のヘルメットには、イエローのMIPSロゴが付いてます。
GIROの最新ヘルメットがトップ、LAZERも上位に多くランキングされています。
バリスタもまずまず安全性の高い部類ですね。ボントレガーもトップ20に多くランキングされているので、米バージニア工科大学の評価を宣伝しています。
3.まとめ
このランキングは絶対安全とは言えないのかもしれませんせが、一つの目安にはなりますよ。
デザイン優先、安いヘルメットは絶対やめましょう。
幸い、転倒してヘルメットのお世話になったことはないのですが、次のヘルメットも安全性最優先で選択します。
万が一のときの保険代と考えて。
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