ガーミンの優位は変わらないが・・・
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
前回はシマノとスラムの今後の行方をまとめてみたので、今回はガーミンとワフーの状況を調べてみました。そう、皆さんが頼りにするサイクルコンピューター、サイコンです。
ロードバイクを始めてから、最初はボントレガーのメーターを使っていたものの、もっといいやつが欲しくなって、使い始めたのがガーミンのエントリーモデル、エッジ130でした。
その頃は、ガーミン一択と言いますか、お店で勧められるままにサイコンはガーミンなんだぜ、という感じで。最近はワフーや新興勢力のサイコンを目にすることも多くなってきましたよね。
プロチームの勢力図
世界の勢力図を見る場合に、ワールドツアーのプロチーム(UCIメンズ・ワールドチーム)がどこのサイコンを採用しているかが、一番わかりやすいかもしれません。
2010年から2026年のサイコンメーカーの推移です。
| ガーミン | ワフー | 新興勢力 | SRM | |
|---|---|---|---|---|
| 2010年 | 1~2 | 未参入 | 未参入 | 圧倒的多数 |
| 2015年 | 4~5 | 未参入 | 1~2 | 10以上 |
| 2020年 | 12 | 3 | 2? | 2 |
| 2023年 | 10 | 5 | 3 | 0 |
| 2024年 | 9 | 6 | 2? | 0 |
| 2025年 | 9 | 6 | 3 | 0 |
| 2026年 | 9 | 6 | 3 | 0 |
こうして見ると、以前はドイツのSRMというメーカーが圧倒的だったのですね・・・。ちょっと意外。私がロードバイクを始めたのが2012年。ガーミンを使い始めたのが2016年。ちょうどガーミンが勢力を拡大してきた時期なのかな。
ガーミンは元々、GPSの会社ですからナビ機能を売りに、カラー液晶やANT+のセンサー接続の先進性でSRMを駆逐したようです。SRMはデータの正確性が売りだったものの、画面が質素だったみたいで、そんな弱点をガーミンが突いた感じなんでしょうか。
ちなみに2015年にはあのパイオニアもペダリング解析で参入していたんですね。のちにシマノに譲渡してしまいましたが。
ワフーは2016年にエレメントを発売、徐々に勢力を拡大して、現在ではガーミンに次ぐ位置を獲得しています。ここ数年はiGPSPORT、Magene、Hammerheadの新興勢力もプロチームが採用してきるのも、トレンドです。
2026年の使用チームです。
| メーカー | UCIメンズ・ワールドチーム |
| Garmin | Visma – Lease a Bike、Ineos Grenadiers、Soudal – QuickStep、Movistar Team、Team Jayco AlUla、Bahrain – Victorious、 Lotto Intermarché、Uno-X Mobility、NSN Cycling Team |
| Wahoo | UAE Team Emirates XRG、Lidl – Trek、EF Education-Easypost、Decathlon CMA CGM Team、Alpecin-Premier Tech、Team Picnic PostNL |
| Hammerhead | Red Bull – Bora – Hansgrohe |
| iGPSPORT | Groupama-FDJ United |
| Magene | XDS Astana Team |
ガーミンが9チームを押さえていますが、ワフーもUAEやトレックと契約しており、予断を許さない感じがします。
各メーカーの特徴
各メーカーのメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
| メーカー | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ガーミン | 圧倒的なデータ量と分析力 バッテリーが長持ち スマートウォッチなど自社製品間のエコシステム | 価格が高い 多機能すぎて操作が複雑 |
| ワフー | シンプルで直感的な操作 視認性が高い、エアロデザイン LEDインジケーター | スマホ主体の設定 ナビが簡素 |
| 新興勢力(iGPSPORT、Magene、Hammerhead) | コストパフォーマンスが高い 液晶がキレイ 進化が速い | 日本語訳・外部アプリ連携が不安定 データの蓄積が少ない |
正直、ガーミンしか使用していない自分が他のメーカーの話なんてできないのですが、ここはいろいろな書き込みなどを参考にしていることをご了承ください。あくまでも大掴みに特徴を整理しました。
長年使用しているガーミンは、やっぱり操作性が複雑だと感じます。単に、走っているときの数値を見る分にはなんの問題もないですが、ちょっと画面を変更するときとかは、スムーズに動かせないというか・・・。ここらへんはワフーが簡単なんでしょうかね?
今後の見込み
ナビやデータで最も信頼されているのがガーミンが最大勢力、レース現場での使いやすさとエアロ機能が自慢のワフーがプロレースの世界では2強です。これにiGPSPORT、Magene、Hammerheadの新興勢力がどれくらい食い込んでいけるのか・・・。
今後はやっぱりAIですよね。蓄積されたデータを活かすためにAIで具体的かつ最適な補給とかペースについてアドバイスしてくれるとか・・・。
ここらへんに対応できるメーカーが勢力を拡大していくのでは。そういった意味では、中国勢も油断できないですね。iGPSPORT、Mageneなんかはデータの蓄積が進めば脅威かも・・・。
Hammerheadは実はスラムの傘下にあります。コンポとサイコンはバッテリー残量とかギヤとかパワーメーターなどが一体化すれば、かなり親和性が高まりますよね。コンポでスラムが拡大しているので、Hammerheadあたりが伸びてくる可能性もあります。
Quarqはスラム傘下のパワーメーターです。こうして見ると、スラムは結構脅威ですね。全方位で囲い込みを図ろうとしているように見えます。
シマノは系列のサイコンがないので、ガーミンとワフーどちらもカバーするかっこうですが、将来的にサイコンがコンポと一体化してくると、再編が起きる可能性も否定はできないかと。
ガーミンはスマートウォッチも強力に展開しているので、ここは大きな強みですね。一般大衆の囲い込み戦略としては優位性が高いです。
個人的には、ガーミンを使い続けるつもりですが、ワフーも使ってみたいなー。自分がロードバイクに乗ることができなくなったときは、勢力図が変わっているかもです。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました。
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