1.アイウェアに必要な役割
皆さん、こんにちは!チャリダーⅯです。
今回は、10年間という長期間、安全に楽しめるロードバイクのアイウェアの選び方です。
(1)視覚のリスク軽減
ロードバイクに乗るうえで、目の保護は一番大切です。アイウェアがないとどうなるのかを整理してみましょう。ロードバイク用ですので、サングラスではなくアイウェアでカッコよく統一します。
まずは目に入ってくるゴミや砂埃。たまに向かってくる虫や、タイヤに弾き飛ばされる小石など…、結構危険です。
太陽からの紫外線や風を受ける目の乾燥や疲労なども、足の疲労とともに馬鹿にできません。特にコンタクトの方(自分も)は強風になると即死状態です。
最悪、転倒したときに目を保護する役割もありますよね。そうしたリスクを軽減させるためには、アイアウェアは絶対に必須なアクセサリーです。
(2)視覚のクリア性
視覚が保護されていればいいというだけではありません。視界がクリアに確保されていることも、安全性に大きく関係する重要な役割です。前方が見えていなければ意味がありません。
眩しい太陽の光や路面からの乱反射、自動車のライトなど、視界を遮る要素はたくさんあります。スピードが出ているので、なおさらクリアな視界を確保することは絶対です。
特に路面状況が正確に把握できることも重要ですね。裸眼であれば見えるモノは、アイウェアを着けたら見えなくなっているようでは、元も子もありません。
2.アイウェアの選び方の基準
でも、アイウェアの選択は難しいですよね。初心者の方は、結構迷うと思います。色やデザインで見た目もかなり変わりますし。
一番目立つ、自己主張ができるアクセサリーになりますので、デザイン優先だけで選んでいる方も多いと思いますが、これだけだと危険ですし、モノとして長続きしないです。
それでは、これまでのアイウェアの自分の使用感をベースに、とにかく長期間安全に楽しめるアイウェアの選び方を紹介します。初心者の方の参考になれば幸いです。
(1)頑丈性
上記の役割のとおり、まずはリスク軽減や目の保護を考慮すれば、頑丈な作りであることが、まず最優先です。フレームとレンズがしっかりしたモノを選ぶべきです。
あまり安いモノよりは、一流ブランドや評価の高いアイウェアを購入されることをお薦めします。
(2)フィット感
上記の役割を発揮するためには、顔にピッタリとフィットするかどうかも重要なポイントです。フレームのサイズが自分の顔に合っているか、ヘルメットと干渉しないか。
テンプル(弦の部分)の締め付けやノーズパッドの微調整ができるか、レンズが目やまつ毛に当たらないかなど。
前傾姿勢のときに顔にフィットしているか、クリアな視界を確保できるかも重要です。通常の姿勢ではなく、上目遣いで上記ポイントをクリアできているかどうかです。通常、ロードバイク用はそのような条件下で作られているはずですが。
いろいろチェックすべき点があり、自分の顔の形に合うモノ、合わせられるモノを選べれば、アイウェアの機能としては合格です。
(3)軽量性
軽量であることも重要な選択ポイントですね。これは上記(1)の頑丈性とは相反する面もあり、(2)のフィット感とも関連します。
(1)の頑丈性を確保したうえで、なるべく邪魔にならない、掛けていることが気にならない、鬱陶しく感じないモノを選ぶことが大切です。
ここらへんは、自分でかけてみたときのファーストインプレッションが重要です。まずどう感じるか。普通の眼鏡選びにも共通するところかもしれません。
(4)マルチ性
①使用条件に応じたレンズ交換が可能
クリアな視界を確保するために、使用する環境にレンズの特性が合っているかどうかも、極めて重要です。明るいときと暗いときでは、使用するレンズが違ってきます。
いろいろなレンズがそろっているモノが良いです。そのときに応じてレンズを付け替えられるフレームが便利です。視力が悪く普段眼鏡の方は度付きレンズがあるかどうかもポイントになるでしょう。
もちろん、アイウェアをいくつも用意するのであれば、そういう問題はありません。雰囲気を変えるために、いろいろなデザインのアイウェアを所有するというのもありですね。
主な使用環境に適したレンズの種類や色は以下のとおりです。一般的な色の特性であり、ブランドや光の透過率によって変化があることはご了承ください。
主なレンズの色・種類 | 主に適した使用環境、効果・特性 |
---|---|
クリア・グレー | 夜間時の走行、裸眼に近くて自然な見え方 |
オレンジ・ピンク | 街中・断続的な光の状況。コントラストを強調、視認性が高い |
イエロー | 早朝・夕方・曇り空・雨の日。コントラストを強調 |
ブルー | 夏場の強い日差しの防眩効果。夜間もOK。抑え疲れにくい |
ブラウン | 太陽光が眩しい日中 |
レーザー | 夏場の快晴時。高い防眩効果。表情が見えない |
調光 | 周囲の明るさに対応して光量を調整 |
偏光 | 乱反射や照り返しの防眩効果 |
②オリジナル性
これも(2)のフィット感と関連しますが、レンズだけではなく、テンプルやノーズパッドが交換可能なタイプがあります。
テンプルやノーズパッドが破損したときに、フレームを替えることなく、パーツの交換だけで修理が可能です。
またレンズの色に合わせて、好きな色のパーツに交換することで、雰囲気を変えて、自分好みのオリジナル性を楽しむことが可能です。
(5)デザイン性
これはもう好みですね。派手なモノからシンプルなモノまで、いろいろそろっているので、お好きなアイウェアをどうぞ。
3.ルディプロジェクト「ライドン」の魅力
一般的な選択基準やお薦めのアイウェアは、いろいろなサイトで紹介されています。どのサイトもそれほど大きな違いはありません。
お薦めはたいていオークリーです。アイウェアのトップブランドであり、これを選んでおけば間違いないのでしょう。頑丈そうだし、デザイン性も高いですね。
自分がライドンを購入したのは、行きつけの店長にこれを持っておけば間違いないからと言われたからです。購入して10年目になりますが、安全に楽しめています。ここらへんは過去ブログに記載があります。
ルディを使い続ける理由をあらためて整理すると、上記の選択基準と重なりますが以下5点です。自分はシンプルなデザインの最軽量モデル「ライドン」を使用しています。
①頑丈性
ロードバイクに乗り始めてから10年目になりますが、フレームは頑丈そのもので、安全性も高いといえるでしょう。まだまだ使えることも魅力的ですね。
②フィット性能の高さ
顔に合わせた微調整もかなり細かくセッティング可能で、どのような顔の形状にも適したフィット感をかなり高めることができます。
③軽量性
②のフィット性能とも重なりますが、ライドンの軽さは際立っています。
④マルチ性
これ1本あれば、レンズ交換が自在です。テンプル、ノーズパッドも交換パーツがそろっており、オリジナルのモデルが作れることは、かなり魅力的です。
⑤汎用性が高いシンプルなデザイン
ロードバイク以外の普段遣いでも汎用性が高く、使用環境に合わせて自由自在にレンズを変えることで、その場の雰囲気に合わせて使用することもできます。
シンプルなデザインが、飽きがこないで長期間使用できている大きな理由の一つでもあります。
今回、新しく追加したレンズはマルチレーザーレッド。表面を特殊加工したミラー仕様で、赤をベースに光の当たり具合で微妙に黒にも変化する、なかなかカッコいいレンズです。
しかも視覚はかなりクリアで、路面状況を正確に把握することができます。夏に向けてしばらくは、このレンズで勝負。コロナに負けずモチベーションを上げていきたいですね。
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