2021マイドリームプラン【第5弾】デュラエースで効果を体感できるパーツは?

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1.デュラエースの魔力

皆さん、こんにちは!チャリダーMです。

今回は、ロードバイク乗りにとっては憧れのパーツ、シマノのデュラエースについて、まとめてみました。

デュラエースにすれば、速く走れるんだ。という妄想がよぎりますが、決してそんなことはありません。

それでは、どうしてデュラなんでしょうか。値段もアルテグラの倍はするのに。素人の趣味なら、105でも十分なんです。アルテグラはもう神レベルです。

なんて言い切ってしまったら、もうこの話は終わっちゃいます…。

そんな簡単に割り切れるものではありません。合理的で賢いかたは、デュラに多額のお金をかけるほどのパフォーマンスがないのなら、買わないのでしょうね。

でも、なんかいいことがあるんじゃないの?と思い込みが強い自分は、どうしても諦めきれないところがありまして。

これまで、コソコソと2つのパーツをデュラにしています。

まずはペダル。

生意気にも最初からデュラです。アルテグラも105も使ったことがないので、比較すらできません。

フラットペダルからビンディングに換えるときに、行きつけの店長からペダルはデュラにしておきなよと。回転が軽いのよ。

この一言でデュラにしてます。もちろんなんの不満もありませんが、ペダルはこんなもんだと思ってます。偉そうに。

次はチェーン。

アルテグラと千円も違いません。しかも飲み代1回分でデュラが買えてしまいます。これはもういくしかないです。

スパスパ変速が決まります。ホントかーと思われるかた。そうですよね。そんなことが素人にわかるのかと。

でもいいですよ。やっぱり。古いチェーンを新しく替えているのだから、その影響もあるかもしれませんが。

プラシーボかもしれませんが、そう感じさせてくれることが、デュラの魔力なんです。

2.アルテグラとデュラエースの性能・機能差

実際、アルテグラとデュラエースでは、性能と機能に関しては同じと言われています。これはシマノのかたの発言です。記事で読んだことがあります。

ですので、デュラエースにしたからといって、速く走れたり、楽に山を登れたりということにはなりません。

アルテグラはあくまでも趣味レベル向け、デュラエースはプロレース向けに作られていると思っておけば間違いないです。

性能と機能は同じでも、一つひとつの素材や作り込みにかけるコストがかなり違うパーツなんだと思います。

それが、価格差になっていると。基本的には、全くの別物です。それをどう感じることができるのかということなのでしょう。

普通のスピードで走っている状況では、差はないのでしょうね。プロの極限のスピードで走ったときに初めて、その差が感じられるのだと思います。

そうはいっても、両者に重量差はそれなりにあるわけですし、軽量化される効果は少なからずあると考えて、趣味レベルでもプロ仕様のデュラエースと遊んでみたいという気持ちになってしまのではないでしょうか。

3.アルテグラとデュラエースの重量・価格比較

まずは、主要パーツの重量を整理してみます。自分に合わせまして、リムモデルでの比較となります。

モデルR8000R9100備考
コントロールレバー436365▲71
フロント
ディレーラー
9270▲22
リア
ディレーラー
210158▲52
クランク
セット
674614▲6050/34T
チェーン257247▲10
カセット
スプロケット
251193▲5811-28T
ブレーキ
キャリパー※
360289▲71ダイレクト
マウント
ペダル248228▲20
合計25282164▲364 
(単位:g) ※ブレーキはボントレガーの232gのスピードストップを使用中

次に値段です。アマゾンで調査してみました。単品とセットでは値段が違いますが、参考にしてください。

モデルR8000R9100備考
コントロールレバー26,71940,05013,331
フロントディレーラー4,4409,6465,206
リアディレーラー4,90018,16213,262
クランクセット21,59945,39923,80050/34T 172.5mm
チェーン3,6774,060383
カセットスプロケット6,49920,85514,35611-28T
ブレーキキャリパー14,85934,27219,413
ペダル14,50023,4258,925
合計97,193195,86998,676 

デュラエースにすれば、300g以上の軽量化が図れるわけですから、それ相応の効果はありますが、お店では工賃もかかるので20万円以上のお金がかかってしまいます。

鉄下駄ホイールを履いているかたは、もっとお安い値段で軽量ホイールに換えることで、500g以上は軽くなりますので、そちらのほうが体感上の効果は大きいはずです。

4.次にデュラエースにするパーツの候補

さてさて、いよいよ本題の妄想です。ペダル、チェーンのお次にデュラに交換するとしたら、どのパーツが効果的なんでしょうか。

お安く軽量化できるパーツは、リアディレーラーやスプロケットあたりになりますが、どんなもんでしょう。正直、どれだけ効果があるのかピンときません。

リアディレーラーは、18,162円で▲52g。1gあたり343円。そうかー。素材がアルテグラのケージはアルミニウム、デュラはカーボンとなります。

変速がさらに軽くスパスパ決まるのでしょうか。アルテグラでもなんの不満もないので、あまり気持ちが向きません。

スプロケットは、20,855円で▲58g。1gあたり359円。うーん…。19-28Tがスチールからチタンになるという見た目のプレミアムがつきます。色が違います。

今のスプロケットを10速のマドン4.7に移植して、新しいデュラエースをエモンダSL6につけてしまう手はあるのですが。どうでしょう?

体感上の効果を得たいのであれば、コントロールレバーが一番かもしれませんね。シフトタッチも軽いと聞いていますし。

なによりも71gの軽量化は、ハンドルの取り回しが軽くなります。カーボンハンドルに換えたときも、軽さを感じたので、さらに軽量化できれば、かなり実感できそうな。

4万円の価値があるかどうかですが、これはそれなりの効果は見込めそうです。せっかく換えるならやっぱり、体感できないと。

あとはブレーキですね。ブレーキの制動力やフィーリングを上げたいということであれば、アルテグラからデュラエースに変更する価値はあるのでは。

私はボントレガーのスピードストップ(232g)を使用しているので、今のところ換えるつもりはないのですが、力強く止めることを求めるのであれば、シマノがおススメです。

クランクは、剛性が上がるので、脚に自信のあるかたはデュラエースの価値があるかもしれませんね。普通のかたは、アルテグラで十分だと思われます。

5.まとめ

結局、何を目的にデュラエースにするのかということです。ただ単に軽量化を図りたいのか、各パーツで官能的なフィーリングを求めるのか。

官能的なフィーリングといっても、必ずしも体感できないかもしれません。極限までもっていかないと、その性能が実感できない可能性があります。

もう間もなく、新型デュラエースが発表になります。おそらく、アルテグラも発表があるはずです。

今交換するなら、私の場合は、①コントロールレバー、②スプロケットの順番になるのかな。

新型を睨みながら、しばらくは妄想にふけってみます。Di2という選択肢もありますし。悩みは尽きないロードバイク。

お金がかかる趣味であることは間違いありません。沼にずぶずぶハマっていくのが怖い~…。

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