1.「自転車日和」の記事
こんにちは、チャリダーMです。
今回は、自転車を乗るにあたっての最低限の交通ルールやマナーについてまとめてみました。
ツイッターのフォローさんが「自転車日和2020(新春volume54)」の交通ルール&マナーについてツイートしていたのですが、自分も今一度確認をしてみようと思い立った次第なんです。
この雑誌の記事は、自転車に乗るうえで、本当に最低限守るべき基本的なことが書かれています。でも、それがなかなか守られていないのではないかと。
自分もあらためて読んでみると、反省すべき点がありました。特にスピードが出るロードバイクは注意が必要です。
ちまたでは、自転車とクルマや歩行者との事故やトラブルが増加しています。コロナで自転車通勤が推奨されるようなことも原因なのでしょう。
わざと幅寄せしてくる悪質なクルマもいますが、逆に自転車がクルマを煽っているようなとんでもない事件も起きているようです。
ちょっとビックリですが。まあ、いろんな方がいますので、気を付けないといけません。交通ルール&マナーを守らないと、クルマも自転車もダメです。歩行者もね。
2.車道はリスクが転がっています
一般道は怖いので、なるべくクルマが少ない道を選ぶようにはしていますが、そうは言っても、危険な道を走る場面を全く回避できるわけではありません。
自分もロードバイクに乗り始めてから、これまで、車道を走って怖かったことがいくつかあります。自分が交通ルールを守っていなかったという話ではないのですが。
- 対向車がウィンカーも点けずに、右折してきて急ブレーキ(あまりスピードが出ていなかったので止まれました)
- 信号待ちで停まっているクルマの間をぬって、反対側の車道から犬の散歩で道路を横断してくる爺さんに急ブレーキ(このときは逆切れされて怒鳴りつけた覚えがあります)
- 車道と歩道の継ぎ目にタイヤを取られて、クルマ側に転倒したこと(路面に対する注意不足です。クルマがいなくて助かりました)
- 信号で停止するときに、クリートを外し忘れて、スローモーションでクルマ側に転倒したこと(完全なおバカです)
- …
まあ、いろいろ経験していますが、大事にはいたらず、なんとか無事にここまで走れている感じですが、車道はリスクが転がっています。
3.自転車安全利用五則
警察庁が自転車に乗るときに守るべき交通ルールをわかりやすく、特に重要なものを5つにまとめた基本的なルールで「自転車安全利用五則」というものがあります。
2007年、「道路交通法の一部を改正する法律」が成立し、警察庁交通対策本部が決定したものです。
また、2015年には道路交通法の一部が改正され、自転車の交通違反についての罰則規定が強化されています。
自転車はクルマやオートバイ同様「車両」の取り扱いです。「軽車両」という原動機を持たない車両としての分類になります。
違反をすれば取り締まり対象となり、安全講習の受講が必要な場合もあり、それを受講しないと罰金が科されます。
この五則をもとに自転車日和の主だった記事を引用して、自分の自転車での行動を振りかえってみました。
①自転車は、車道が原則、歩道は例外
自転車は車道通行が原則ですが、車道を走るのが危険と判断される場合や運転者が13歳未満または70歳以上の場合も歩道の走行が認められています。
自転車日和より
△:ロードバイクに乗っているときは、車道が危なくて一時的に回避するとき以外は歩道を走行することはありません。
ただクロスバイクのときはそれなりに歩道を走っちゃっている56歳です。ロードバイクとクロスバイクは別の乗り物と考えているところが問題ですね。
車道を走ることが、クルマ側からすると目立ちます。特にクルマが左折するときは、歩道を走っている自転車よりも、車道にいる自転車のほうが視認性は高いです。
危険な車道の場合は、自転車OKの歩道もあります。なるべく、クルマが多い車道は走らない、1本はずれたクルマが少ない車道を選ぶことも大切です。
それから、渋滞でクルマが停止しているときや、クルマがノロノロ運転をしている場合に、左側をすり抜けていくときも注意が必要ですね。
さきほどのとおり、クルマの間からの人の飛び出し・クルマの右折、またドライバーもイライラしているので、幅寄せしてくるようなクルマにも要注意です。
②車道は左側を通行
道交法で軽車両に分類される自転車は、“車道の左端”を通行するように定められています。車道の逆走(右側走行)は、出会い頭の衝突の可能性が高まり危険です。左側走行を徹底するように。自転車専用レーンが設けられた道路では専用レーンを走りましょう。
自転車日和より
○:これは徹底して守っています。ただ逆走してくるチャリは結構多いですし、本当に恐怖です。小学校時代に自転車は左側通行って習いませんでしたっけ。
自転車専用レーンが増えてきています。これは走りやすいですね。クルマからの恐怖が和らぎます。
クルマから離れるには、なるべく左側に寄せたほうがいいのですが、極端に寄せるとそれはそれでリスクもあります。
さきほどのとおり、継ぎ目にタイヤが取られたりすることで転倒の可能性もでてきます。また端っこ側は、タイヤには危険なものが落ちていることが多く、パンクリスクも高くなります。
ほどよくバランスを取りながら、クルマの邪魔にならないよう、そして目立ちながらポジションをキープするように心がけています。
③歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
歩道では“車道寄り”を徐行、または押して歩きましょう。自転車走行可の道路標識・標示がある歩道も走行可能ですが、あくまでも歩行者が優先です。
自転車日和より
×:クロスバイクに乗っているときは歩道を走ることもあり、自転車は左側通行の習慣から、ついつい癖で歩道の左側を走っちゃってますね。歩道の徐行も守っていないときもあるかな~。
④安全ルールを守る
・飲酒運転は禁止
○:飲んだら乗るな、飲むなら乗るなは守っています。
・二人乗りは禁止
○:やっていません。
・並進は禁止
ほかの自転車を追い越す場合の一時的な並走や、「並進可」の標識がある場合を除き、車道での並走は禁止されています。
自転車日和より
○:守っています。
・夜間はライトを点灯
ライトを装着し、暗くなる前に点灯しましょう。
自転車日和より
○:ライトは大好きです。昼間でもライトで目立つことが大切です。
・交差点での一時停止と安全確認
(左折車通行帯がある交差点)
自転車日和より
左折車通行帯がある車道で直進したい場合、直進用の通行帯ではなく、左折車通行帯を直進します。ただし、後方から近づく車両に注意しつつ、危険と感じたら無理せず歩道へ。歩行者の通行を妨げないように横断歩道を渡りましょう。
【注意】
自転車は原則として車両用信号機に従いますが、「歩行者・自転車専用」と表示された信号がある場合はそれに従う必要があります。
信号機の青矢印について、自転車は右折以外の直進・左折の指示に従って通行します。
○:これは守っています。
・信号を守る
(信号のある交差点~自転車用信号や横断帯がない場合~)
自転車日和より
歩行者・自転車専用信号機がない場合は対面する信号機に従います。右折する場合は斜めに進入せず、道路の左側を通行して横断してから2段階で右折します。
【注意】
対面する信号機が赤の場合、停止線手前で停止します。
△:2段階で行く場合と、迷いながらも、クルマと一緒に斜め進入による右折をしている場合もありますね。
⑤子供はヘルメットを着用
ヘルメットの着用については、13歳未満の子供には着用努力義務が定められていますが、大人に関しての決まりはありません。とはいえ、軽快車とスポーツバイクでは速度域が違います。万が一の事故や転倒による怪我を防ぐためにヘルメットをかぶるように心がけましょう。
自転車日和より
○:子供ではありませんが、ヘルメットは必ず被ります。
4.まとめ
いかがでしょうか。当たり前のこともあるし、意外と知らなかったこともあるかもしれません。
こうしてみると、ルールを守らずに走行しているときがありますね。もっと意識を高めなくてはいかんです。
ロードバイクに乗っているときは、緊張感をもって走っていますが、スピードが出ている分、交通ルールを守らなければ、大事故につながるリスクは高くなります。
いい意味で、クルマの注意をひく、これはデイライトや手の合図で気付かせることが重要です。
少しでもリスクを小さくすることが、カッコいいライダーです。
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