1.自分の2台目購入経緯
皆さん、こんにちは!チャリダーMです。
今回は、2台目のロードバイクをハッピーに購入する方法についてまとめてみました。前回ブログで、初めてのロードバイク購入術のコツを書きましたが、2台目を購入する際も、結構迷うことが多いと思います。
6月から7月にかけて、各ブランドが2021年ニューモデルを発表してきます。2台目のロードバイク購入を検討するには、一番楽しい時期といえます。
私は、1台目のマドン4.7(2012モデル)に8年間乗り続け、その間、いろいろとカスタマイズをしながら性能向上を楽しんできました。主にホイール、ハンドル、サドルを交換しています。
当分はこのままでいこうと決意していたのですが、ついに2台目のエモンダSL6(2020モデル)を昨年購入してしまいました。2台目を購入した動機や理由はいろいろあるのですが、こんな感じです。
- トレックではレイジレッドと命名されている深い艶のあるワインレッドの赤色に一目惚れしたのがきっかけ。
- もう少し軽量化が図りたい。7kg後半から7kg前半へ。
- アルテグラ10速を11速にしたほうが、スムーズな加速ができそう。
- もう8年も乗ったし、そろそろ新車にも乗ってみたい。
実は、エモンダSL6に落ち着くまでには、別の葛藤もありまして、トップグレードのSLRにフレームを交換、あとはマドンのカスタマイズパーツを移植するかどうかで3ヶ月間悩み迷いました。さらに500g軽量化できるのですから。
以前のマドン4.7はミドルクラスのグレードになるので、ここでトップグレードにすれば走りも一段上のレベルを味わえるとも考えたのですが、お店のアドバイスもあって、結局、同じミドルクラスのSL6購入を決意したのでした。
同じオールラウンド系のミドルクラスでは面白くないのでは、という方もいるかと思いますが、SL6にして後悔はなく、大満足しています。以下がその理由です。
- 同じミドルクラスでも8年間の性能向上は著しく、ミドルのなかでもグレード感はかなり高い(素人でも感じます)
- オールラウンド系は自分の体力・年齢や乗り方に適しており、とてもしなやかで乗りやすくジャストフィット(SLRでは自分の貧脚にはフレームが硬くて、ロングライドでは疲労度が高くなるから)
- とにかくお気に入りの色(なかなか見かけない色なので、特別感が味わえます)
- マドンのカスタマイズパーツはエモンダに移植してさらに性能向上(カスタマイズパーツを活かすことができた)
- 1台目のマドンにはエモンダのパーツを移植、ローラー専用機に転身させることができた(いちいち載せ替える手間なし)
2.2台目購入のパターン
1台目に乗っていて不満点が出てくると、2台目に乗り換えてみたいという欲求が強くなってきます。雑誌を見たり、プロのレースを観戦していると、もっとカッコいいバイクがいっぱい並んでる、自分もこれに乗ってみたい…。
もっと上のグレードに乗り替えたら、もっと楽に速く走れるようになれるのではないか、などなど妄想が深まってくれば、もう購入するしかないのです。ロードバイクの魅力・魔力にハマってしまったのですよ、あなたは。
これは、私も経験しています。自分が購入したくなったらもう我慢できない、となってしまったときがジャスト・タイミングではないでしょうか。
人によっていろいろな事情があるかと思います。パターンごとに整理してみました。
①パターン1:1台目エントリークラスを購入
1台目エントリークラスを10万円~20万円程度で購入したが、すぐに物足りなくなって2台目が欲しくなった。これは結構あるケースだと思います。
予算があれば、迷わず、30万円~50万円程度のミドルを検討しましょう。余裕があって極めたい方は、トップグレードもありかもしれません。
もし予算がない場合やしばらく満足できそうな場合は、カスタマイズで性能向上を楽しみながらつないでいくのもありです。予算がたまったところで、ミドルクラス以上の完成車、フレームを交換という手もあります。
②パターン2:1台目ミドルクラスを購入
1台目ミドルクラスを20万円~40万円程度で購入したが、すぐに物足りなくなって2台目が欲しくなったパターンです。ある意味贅沢な悩みです。
予算があれば、もうトップグレードを検討するしかありません。自分の乗り方に合わず満足できない場合は、別のタイプのミドルクラスに変更することもありですね。
もし、予算がない場合やしばらく満足できそうな場合は、(①パターン1)同様にカスタマイズで性能向上を楽しみながらつないでいく手もあります(私のパターンです)。予算がたまったところで、トップグレードのフレームにも交換できます。
3.2台目購入の選択ポイント
これから2台目を購入するうえで、考えておかなければならないポイントがあります。
①自分に合ったモデルを選択する
1台目のロードバイクを乗りこなしていくと、自分が乗る目的や方向性、乗り方がどの程度なのかということがわかってきて、自分に合ったモデルが少しずつ理解できてきます。
ヒルクライムが好きになった方は軽量化を図りたい、平坦が好きでロングライドを楽に走りたいという方はエンデュランスモデルが欲しい、とにかく速く走りたい方はエアロモデル、と自分に適したロードバイクが欲しくなります。
ブランドを変更する選択肢もあるでしょう。ブランドによっては、はっきりとコンセプトを分けてモデルを展開しています。方向性が定まってきた方にはわかりすいし、適したロードバイクを選びやすいです。
2台目は自分により合ったモデルを購入できる絶好のチャンスです。1台目購入時にはなかった知識もついてきますので、ある程度選択の幅を狭めることができるようになります。
②リムブレーキとディスクブレーキ、どちらでいくのか
徐々にディスクブレーキモデルが主流になりつつあります。現状リムブレーキに乗っているが、すぐにでもディスクブレーキに乗り替えたいたいと考えている方は、あまりカスタマイズをしないで、2台目はディスクを選択するほうが賢明です。
高額なカーボンホイールでカスタマイズしても、ディスクブレーキモデルには使用できなくなるからです。逆にリムブレーキを極めたい方は、今のうちに評判のいいリムのホイールを手に入れたほうがよいかもしれません。
実際、2021モデルにはリムブレーキを用意していないブランドもあります。残念ですが、トレックもリムブレーキモデルが消滅しそうな気配です。
③最後はとにかく気に入ったモデルを購入する
最後はこれしかないです。高い買い物になりますので、妥協してはいけません。とことん、悩み迷い続けて気に入ったロードバイクを購入してください。これもロードバイクを趣味とするうえでは、最大の楽しみです。
気に入ったモデルの評価を雑誌のインプレ記事を参考にしてみるのもよいのではないでしょうか。提灯記事もありますが、いろいろな評価を集約してみて共通項を探してみるのもいいのでは。
私の場合、エモンダSL6が雑誌のベストバイに選ばれていたのも、背中を押してくれた理由の一つです。自分が気に入ったロードバイク、しかも評価が高いのであれば、こんなに満足度が高いことはありませんよ。
まとめ
2台目のロードバイクは、自分が満足できるモノを選ぶことができる、まさにハッピーロードバイクライフを送ることができる絶好のチャンスです。是非、お店のアドバイスも参考しながら悔いのない選択を。
こういう記事を書いていると、昨年買い替えたばかりなのに、欲しくなってしまうので、そろそろこのへんで切り上げましよう。
最後に、初めてのロードバイクの購入術やカスタマイズ、お店の選び方のブログも参考にしてみてください。
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